ホテルや商業施設のエントランスホールなどに、「新しいアイデアがほしい!」というご相談をいただくことがあります。今回は、そのようなご要望におすすめのアイテムを紹介します。
オンライン体験では得ることができない、リアルな空間だからこそ実現できる特別感を演出するアイテムです。
この記事の目次
オンラインでは得られない、リアル会場での体験
現在、様々なライブ配信ツールが広まり、アーティストのライブや商品説明・見学、学校の授業など、オンライン上で経験できることが増えています。企業が開催している表彰式や周年パーティー・商品発表会などのイベントも、オンラインで開催するケースが増加し、実際にリアルな会場に訪れる機会は減少傾向にあります。
だからこそ、実際に訪れるイベントにはエンターテイメント性や豪華な演出で“特別感”を演出し、来場者の感情を動かす施策はいかがでしょうか。私たちはリアル会場の空間演出で、オンラインだけでは得られない価値を来場者に提供します。
「ポリッドスクリーン」で
来場者と映像の一体感を演出
利用シーン
「ポリッドスクリーン」はホテルのロビー・ホワイエや、商業施設の入り口におすすめです。
来場者が歩いたり空調による空気の動きでスクリーンがゆらぎます。幻想的な空間に入り込み、来場者に一体感を抱かせる演出が可能です。
天井から吊り下げたポリッドスクリーンに、映像を投影しています。
写真のように低い場所へ設置すると、『体験型アート』のような空間を作り出すことができます。
ポリッドスクリーン演出には、農業用の透明なビニールシート(農業用ポリオレフィン系特殊フィルム)を透過型スクリーンとして活用しています。シートは基本的に使い捨てなので、感染症・ウイルス対策にも最適です。
シートを貼り合わせることも可能なので、状況に合わせてサイズを自由に変更できます。
また透過スクリーンとしては薄くて柔らかく、配置する場所の制限が少ないため、威圧感のない優しい印象を持つ空間演出が可能です。
映像の動きで注目を集める「透過型ディスプレイ」
利用シーン
透過ディスプレイは、その透過度を利用して、イベントの受付やリモート参加者を表示するディスプレイ、展示品の演出など、幅広い活用法があります。
事務的な受付スペースも映像を使った華やかな演出で、来場者に驚きと特別感を印象付けるおもてなしです。
またディスプレイ自体に透明性があるため、飛沫防止のアクリル板の役割も担うことができます。
透過型ディスプレイの使用例
さらに、イベントのゲストや司会者がリモートで参加する場合の表示用ディスプレイとしても活用できます。
透明性があるディスプレイによって、イベント開始前の未使用時(画面に何も映っていない状態)でも機械特有の無機質な印象を与えません。
またリモート参加者を表示した時、ディスプレイの枠が見えにくく、ホログラムのようにその場所にいるかのような演出が可能です。
この透過型ディスプレイには、「OLED LO552」を使用しています。
「OLED」とは「Organic Light Emitting Diode」の略で、発光材料に有機物質(Organic)を使った「LED(発光ダイオード)」のことで、透過性のあるディスプレイにおいても、映像を色鮮やかに表示します。
番外編
スポットライト型プロジェクターを使った演出
番外編として紹介するのは「スポットライト型プロジェクター」を使った演出です。
こちらは天井の配線ダクトへの取り付けが可能な、吊り型プロジェクターを用いています。
手式消毒周囲へアイキャッチ効果のあるポイント演出を施すことにより、消毒エリアに華やかさをもたせつつ、手指消毒を促すことが可能です。
消毒への演出に限らず、床や壁へのポイント演出に活用することができ、導線の誘導や文字を出しての注意喚起など、さまざまな用途で利用できます。
障子スクリーンによる会場演出
最後は「障子スクリーン」による会場演出をご紹介します。
障子風の間仕切りパネルを利用し、そこに映像を投影する演出です。
イベントを盛り上げるために、会場には音響・照明機材など様々な演出機材を置かなくてはなりません。機材を隠す間仕切りパネルを置くケースがほとんどですが、障子スクリーンを使うことで『目隠し』と『会場演出』の二つを同時に実現します。
また人の背丈ほどの高さがあるため、スタッフが通るバックヤードの出入り口を隠すこともできます。
イベントの演出のことなら私たちにご相談ください
イベント会場の演出は、私たちにお任せください。イベント内容や規模に応じて、様々な演出アイテムをご提案します。
まずはお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
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