防犯だけじゃない!ネットワークカメラの活用方法

人混みと監視カメラ

ネットワークカメラ(IPカメラ)とは、有線や無線のLAN機能を持つビデオカメラの形態のひとつです。

カメラ本体にCPUが搭載されており、サーバー機能も持っているため、ネットワーク環境があれば単独で運用できるなど、アナログ式のカメラ(AHDカメラなど)にはない様々なメリットがあります。

ネットワークカメラとは

ネットワークカメラのメリット

監視カメラの画像

インターネットを通じての映像監視が可能!

拡張性に優れ、専用のソフト/サーバーと組み合わせることで、顔認証や人数カウントなどの画像解析を行うこともできる。

工事にかかる手間が少ないので、新設/増設も簡単!

LANケーブルや光ファイバーを利用して配線を一本化できるので、配線の手間が少なく、端末の機器回りの配線もごちゃごちゃしない。

アナログHDカメラとの違い

「ネットワーク・カメラ」と「アナログHDカメラ」の大きな違いの一つとして、データの伝送方法の違いが挙げられます。

圧縮率比較

アナログHDカメラ

カメラではデータが圧縮されず、DVR一台のCPUに依存するので、レコーダーに高い負荷がかかります。

アナログHDカメラ

ネットワークカメラ

各カメラでデータを圧縮するため、レコーダーへの負荷が少なく、カメラ台数が多くてもシステム構築が可能です。

ネットワークカメラ

“防犯目的”以外での活用

監視カメラの性能は年々進化しており、今では24時間眠らない監視員として、防犯目的以外にも様々なシーンで活用されています。

● 工場

不正の監視(異物混入など)

工場

● オフィス

業務状況の把握

オフィス

● 倉庫

在庫管理

在庫管理

特にネットワークカメラは拡張性に優れており、専用のソフト/サーバーと組み合わせることで、顔認証などの画像解析を行うことができます。そして、その技術を応用することにより、マーケティング(情報収集)などの分野でも活用されています。

(例)商業施設の入場者カウント

人数カウント

ネットワークカメラの活用シーン

介護・福祉施設

安全対策

 施設内での事故防止、入居者の無断外出(徘徊)防止


防犯対策

 不審者の侵入防止 など

介護施設
介護施設の活用例

幼稚園・保育園

安全対策

 園内での事故防止


防犯対策

 不審者の侵入防止 など

幼稚園
幼稚園の活用例

中古車販売店

中古車販売

営業ツール

別店舗に展示されていても、ネットワークカメラで店舗間を繋ぐことで、最適な車を迅速に提案できます。

観光ホテル

観光ホテル

集客ツール

ネットワークカメラで撮影した自慢の景色を、HPからライブで配信することで集客アップに繋がります。

居酒屋

居酒屋看板

集客ツール

おすすめ料理、空席状況…お店の情報をリアルタイムで発信し、効果的な集客を実現します。

工場

工場作業者

営業ツール

製造工程をライブで配信し、お客様との完成時のイメージの齟齬を未然に防止します。

道の駅

道の駅

管理ツール

「売りたい」生産者のサポートとして、ネットワーク・カメラの映像をチェックし、在庫状況をリアルタイムで確認できます。

クリーニング店

クリーニング店

営業ツール

ネットワークカメラで工場と連携し、「できる」「できない」をその場で判断。クレームを未然に防ぐ連絡ツールになります。

ネットワークビデオレコーダーとの組み合わせ

ネットワークカメラは年々、高機能化しています。

さらにネットワークビデオレコーダー(NVR)と組み合わせることにより、機能を追加することができます。
その一つが、AI検索サーバーとの連動によるAI検索機能です。

キーワード検索

AI検索機能の詳細はこちら

感染症対策での活用

非接触で体温検知&モニタリング

専用の体表面温度計測カメラをシステムに組み込むことで、スムーズに正常/異常を判断できます

非接触型体温計とカメラを組み合わせたシステムなので、認識速度は約1秒でスピーディーな温度測定が可能です。
また画面表示だけでなく、音声ガイダンスで測定結果を通知させることも可能です。

体温検知

さらにネットワークビデオレコーダーとの組み合わせにより、異常検知時に監視モニターへポップアップ通知させることも可能です。離れた場所からでも状況を把握してスムーズに対応できます

複数の出入り口に設置した場合には、一元管理することも可能です。

digistor

体表面温度計測カメラやネットワークビデオレコーダーは、国内外100メーカー以上のネットワークカメラに対応しています。専用のシステムを構築することなく、既存システムに追加することができます。

滞留検知で“密”を防ぐ

コロナ禍の今、あらゆる場所で様々な“3密”対策が行われています。

しかし、気を付けていたつもりなのに、 気が付けば “密” な状態になっていたということはありませんか?

三密禁止
気付いたら密

一定以上の人数になると自動でお知らせして、注意喚起してほしい。そんな要望にお応えできるのが「滞留検知機能」です。

滞留検知機能とは

登録したカメラの映像内に、あらかじめ指定しておいた数以上の人が検知された場合に、アラートでおしらせする機能です。主に、レジや受付の混雑状況把握などで活用されています。

人が少ない状態

空いている状態

● “密”になった状態

アラート点灯中

赤いランプが点灯します

資料・画像提供:株式会社R.O.D(外部リンク:https://www.rodweb.co.jp/


ネットワークカメラの役割は防犯目的以外に多様化しています。
営業ツールやコミュニケーションツールとしても利用が進んでいますので、これからのネットワークカメラの使い方をご提案いたします。

まずはお気軽にご相談ください。

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