監視カメラの録画映像から必要な場面を探す作業には時間がかかることがあります。
「VS-AI」は、AIによる映像検知・画像認識を活用し、人や車、物などの条件から録画映像を検索できるシステムです。
キーワードや画像を指定して必要な場面を絞り込めるため、長時間の録画映像を最初から確認する作業を効率化できます。
この記事では、VS-AIの主な機能や映像検索の方法、施設・工場などでの活用例をご紹介します。
この記事の目次
「VS-AI」とは
「VS-AI」は、最大16台のネットワークカメラの過去画像を検索できるシステムです。
ネットワークカメラで録画した映像をAIで解析し、指定した条件に合う人物や物体が映った場面を検索できます。
人や車、スーツケースなどの対象物に加え、色や数といった条件を組み合わせることで、録画映像の中から確認したい場面を絞り込めます。
防犯・監視だけでなく、紛失物の捜索や施設内の状況確認など、録画映像を確認する業務の効率化にも活用できます。

ネットワークカメラの仕組みや活用方法を知りたい方へ
防犯だけでなく、施設管理や業務効率化など、ネットワークカメラの基本と活用方法を解説しています。
「VS-AI」で出来ること
通常、監視カメラの録画映像から特定の人物や物が映った場面を探す場合は、映像を再生しながら該当箇所を確認する必要があります。
VS-AIでは、検索条件を指定することで該当する場面を絞り込み、一覧で確認できます。
例えば、次のような条件で検索できます。
・人物:Person(人)、Face(顔)
・車両:Car(自動車)、Bicycle(自転車)、Motorbike(バイク)
・所持品:Backpack(リュック)、Suitcase(スーツケース)、Umbrella(傘)
・色:Black(黒)、Blue(青)、Red(赤)など
・数:対象物の数を指定
複数の条件を組み合わせることで、確認したい映像をより絞り込むことも可能です。
また、画像データを指定し、似た特徴を持つ対象が映った場面を検索するといった使い方もできます。
VS-AIの活用例
AIによる映像検索を活用すると、防犯目的だけでなく、施設管理や確認作業の効率化にも利用できます。
入退室・立入状況の確認

危険物を保管するエリアや立入制限区域など、特定の場所に出入りした人物や時間帯を録画映像から確認できます。
工場や施設などで、立入状況を後から確認したい場合にも利用できます。
紛失物検索

スーツケース・ハンドバックを無くしてしまったが、どこで置いてきたかわからない時、『スーツケース』を検索して置き忘れた場所を特定します。
人物・不審者の検索

施設内でトラブルが発生した際、録画映像から人物が映っている場面を検索し、確認範囲を絞り込むことができます。
映像を最初から見返す必要がないため、該当する時間帯や場所を確認する作業の効率化につながります。
監視カメラシステムの導入事例
実際の施設で監視カメラシステムを導入した事例をご紹介しています。
監視カメラ映像の確認作業を効率化したい方へ
既存の監視カメラ環境や確認したい対象、運用方法を確認し、
AIによる映像検索・検知を含めたシステムをご提案します。
「録画映像を探すのに時間がかかる」「人物や車両を条件指定して検索したい」
といった段階からご相談いただけます。
アラート機能の活用
VS-AIは録画映像の検索だけでなく、設定した条件を検知した際にアラートを出したり、外部機器と連携したりする使い方もできます。
用途に合わせて検知条件を設定することで、施設や工場などの監視・管理業務にも活用できます。
車両検知とゲートの連動

カメラ映像から車両を検知し、接点入出力機などを介してゲートを開閉する設備と連携できます。
施設への車両出入りを管理するシステムなどへの活用が考えられます。
立入禁止エリアへの侵入検知

特定のエリアに人物が入ったことを検知し、管理者への通知やアラートの発報につなげることができます。
工場や施設内の立入制限区域など、安全管理が必要な場所での利用が想定されます。
来訪者の検知と案内・演出設備の連動

来訪者や車両を検知したことをきっかけに、案内表示や照明、音声などの設備と連動させることもできます。
施設の受付やエントランスなどで、来訪者に合わせた案内や演出を行いたい場合に活用できます。
顔検索に特化した「VS-AI+Face」
VS-AIの画像認識技術を顔検索に特化させた「VS-AI+Face」では、顔画像を登録し、録画映像の中から該当する人物を検索できます。
特定人物の移動状況を確認したい場合や、施設内での迷子対応など、人物を基準に映像を検索したい場面で活用できます。
フェイスサーチによる画像検索のイメージ

①顔写真のデータをアップする
②アップしたデータが管理PC上に表示される
③該当の人物が映ったシーンが一覧表示

VS-AIが活用できる施設
VS-AIは、録画映像の確認作業が多い施設や、安全管理・監視業務を行う現場で活用できます。
例えば、空港や複合施設での人物・紛失物の検索、工場での立入管理、病院・福祉施設での見守りなど、施設や業務に合わせた活用が可能です。
監視カメラを設置するだけでなく、録画した映像をどのように確認・活用したいかによって、必要な機能やシステム構成は異なります。
監視カメラ・AI映像検索システムの導入について
電音エンジニアリングでは、監視カメラの設置だけでなく、録画映像の検索やアラート連携など、用途に合わせた映像監視システムをご提案しています。
VS-AIをはじめ、既存の監視カメラ環境や確認したい対象、運用方法を確認しながら、必要な機器やシステム構成を検討します。
「録画映像の確認に時間がかかっている」「人物や車両を検索できるようにしたい」「侵入検知や設備連動まで行いたい」といった段階からご相談いただけます。





