サイネージ搭載 最新型リクエストマイクは、5.2インチの小型タッチスクリーンを搭載した卓上型のマイクユニットです。リクエストマイクとしての機能だけでなく、タッチスクリーンを利用して社名や会議名を表示して使用できる、新しいシステムです。
この記事の目次
サイネージ搭載 リクエストマイクとは
基本性能
リクエストマイクとは、主に会議で使用されるマイクシステムです。PCの遠隔操作によってマイクのON/OFFを制御し、円滑な会議進行を実現します。
また、参加者の座席に一台ずつマイクが用意されるため、マイクを使い回す必要がない点も特徴です。
発言時は赤色に点灯します。直前に点滅することで発言の合図にもなります。
マイク音声をスピーカーから出力できるので、小会議室など会場にスピーカーが無い場合でも拡声可能です。
外部音声を入力することで、リモート音声などをイヤフォンで聞くこともできます。
マイク使用のリクエストが可能です。同時発言者を制限することでハウリングを防止します。また、不要な音を拾わないようにできるため、リモート先への雑音抑制に効果的です。
タッチスクリーンに社名やロゴ、会議タイトルを表示することでイベントに一体感が生まれます。時計機能もあり、発言中の使用時間がひと目で認識できます。
利用シーン
企業の会議室から、官公庁、大きな会場での国際会議など、様々な場所で利用されています。
サイネージ搭載 リクエストマイクの特徴
一般的な有線マイクとの違い
一般的な有線マイクとの違い | 最新型リクエストマイク | 一般的な有線マイク |
音質 | 〇 | 〇 |
発言ボタン | 〇 | × |
遠隔オンオフ機能 | 〇 | × |
発言中ランプ | 〇 | × |
発言者数制限 | 〇 | × |
リモートとの相性 | 〇 | × |
外部音声入力 | 〇 | × |
サイネージ機能 (待受画像表示) | 〇 | × |
最新型のリクエストマイクは、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催するレッドドット・デザイン賞(red dot design award)を受賞しています。一般的なリクエストマイクと比較しても、マイク形状が細身でスタイリッシュで、デザイン性に優れた製品です。
タッチスクリーンに画像を表示
タッチスクリーンには、画像データを設定可能です。(一括表示)
社名やロゴ、会議タイトルを表示することでイベントに一体感が生まれます。
会場に大きな看板を設置することが難しい場合でも、各マイクユニットのサイネージ機能でタイトルを表示します。
一部、二部制の会議等で名目が変わる場合も、タイトル変更が可能です。
実際に使ってみました
セッティングから利用まで
発言者側
マイク部分とユニット部分は別々に収納しています。テーブルや椅子の高さに応じて、声を収音しやすい高さ・位置にセッティングします。
置き場所や高さを決めた後は、LANケーブルを接続するだけでマイクユニット側の準備は完了します。
管理側
リクエストマイクの設定はPCで操作します。
会場のテーブルレイアウトをあらかじめ用意しておくことで、どの位置にマイクがあり、ON/OFFの状態がどうなっているかひと目で分かります。
視覚的に発言者が分かるヘッドの点灯
マイクがONの状態になっている場合、ヘッド部分が赤く点灯するため発言者が視認しやすくなります。
マイクOFF の状態(無点灯)
リクエスト中の状態(待機中)
マイクONの状態(発言中)
「ループ接続」による通信の二重化でリスクを軽減
最新型のリクエストマイクは「ループ接続」が可能で、それにより通信を二重化した状態でシステムを構築することができます。(諸条件あり)
電源ユニットから一つ目のマイクユニット、一つ目のマイクユニットから二つ目のマイクユニット…と接続し、最後のマイクユニットの接続は電源ユニットに戻すことでリング状に通信ができます。
それにより、どこかで接続が切断された場合でも逆側から信号を受け取ることができるため、マイクの動作が停止するリスクを軽減します。
たくさんの発言者がいる会議やディスカッションを行う時に便利な「リクエストマイク」。大人数での会議を行う場合には、運営サポートから機材のオペレーションまで幅広いご相談を承ります。
常設機材としての販売も可能です。ご興味がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。