『テレビ番組のような』映像演出で引き出すオンラインイベントの価値

オンラインイベントが世の中に定着した今、お客様から多くの悩みをお聞きするようになりました。

「単純に画像を重ねるだけのオンラインイベントには飽きた」
「テレビ番組のようにビジュアルにこだわりたい」
「CG演出に興味はあるけど、高額すぎて手が出せない」

これらの課題を解決するために、
この度ライブビデオ製作システム「TriCaster® 2 Elite」を導入しました。
これにより、テレビ番組のような画面構成を取り入れた、バーチャル空間演出が可能になります。

今回は、「バーチャル空間演出ってなに?」「それを取り入れると何がいいの?」というような、denONならではのオンラインイベントにおける高度な映像演出のメリットをご紹介します。

バーチャル空間演出とは

平面から立体へ映像空間が広がり、
自由で高度な表現が可能になります

これまでのオンラインイベントでは、映像素材を画面に重ねるところまでが映像機器の限界でした。
なので、平面空間での映像の切り貼りしか出来ず、映像のクオリティを高めるにも制限がありました。

右図のように、人物は全身だと違和感が出るため、右図のように上半身だけ映るような映像となり、資料も単純に貼り付けられているような印象となります。

平面空間のイメージ

「TriCaster® 2 Elite」を使ったバーチャル空間演出では、奥行きのある映像を再現できるため、人物や資料の配置が自由に動かせるようになります。

右の図のように、人物は全身が映った状態で前後左右に移動でき、資料は角度をつけて見せることができます。

これにより立体空間上で、平面空間にはなかった高度な映像表現が可能になります。

バーチャル空間(立体)のイメージ

下の写真は、平面空間とバーチャル(立体)空間での撮影イメージです。

平面空間の場合、グリーンバックを背景に人物を撮影し、背景と合成します。

一方バーチャル空間の場合は、人物の背景にプラスして床にもグリーンバックを設置します。
これによって人物が前後左右自由に動き回ることが可能になり、平面空間のときのように足まで映せないということがなくなります。
そして人物を撮影したものをバーチャル空間専用の背景と合成することで、立体的な画面が構成されます。

平面空間の場合

バーチャル(立体)空間の場合

バーチャル空間演出のメリット

立体空間による高度な映像演出が、
オンラインイベントの価値を最大限に引き出します

ブランドの価値を高める

活用シーン:商品説明会、プレスリリース など

例えば商品説明会では「いかに他社との差別化ができるか」が重要です。

平面空間での配信は多くの企業が取り入れているため、クオリティが低いと他社と比較されたときに負けてしまう可能性があり、商品説明会の目的を果たすことができません。

そこでバーチャル空間という一歩先の技術を取り入れることで、一目で他社とのクオリティの差を演出することができ、ブランドの価値を高めることができます。

右図のように背景に企業ロゴをデザインすると、ブランディング効果もあります。

参加者のモチベーションアップ

活用シーン:キックオフ など

例えば企業のキックオフイベントは、「社員全員で目標を共有し、プロジェクトの成功を目指す」ために開催されます。

このときバーチャル空間演出を取り入れて、クオリティの高いコンテンツを届けることで、会社がプロジェクトに力を入れていることが参加者に伝わります。

その結果社員の士気が高まり、その後のプロジェクトにおける成果へ繋がることが期待でき、キックオフの意義を果たすことができます。

視聴者の顔が見えるから
感情に寄り添える

活用シーン:表彰式、懇親会、ウェビナー など

右図のように、Zoomのギャラリービューを使って視聴者を配信画面に映し出すこともできます。

この演出を表彰式に取り入れることで、実際には離れていても、先輩や同期に見守られながら表彰されている様子を演出することができ、参加者の感動的な受賞シーンを盛り上げます

イベントの現場でいただくご要望に多かった「話しているときに視聴者の顔が見えない」というお悩みもこれで解決でき、トーク中に視聴者の反応を見ながら効果的な配信を行うことができます。

バーチャル空間演出ならdenONへ 3つの強み

お求めやすい価格設定!

バーチャル空間演出を専用スタジオに依頼すると高額になってしまう場合が多いですが、denONではイベントごとに機材を仮設するため、価格を抑えて利用できます。

配信の場所はどこでもOK!

機材を置けるスペースと電源・インターネット回線があれば、どこでも配信ができます。
例えば自社の会議室でも、本格的なオンラインイベントが実現します。

コンテンツ制作も可能!

バーチャル空間演出に必要なCG背景やテロップなど、その他映像素材の制作もおまかせください。
お好みのデザインのものをイベントに合わせて制作できます。

お客様の準備は簡単

お客様は『出演するだけ』

機材面はすべてお任せください。

バーチャル空間演出に必要な配信、映像、音響、照明の機材手配からオペレーションまで担当します。

お好きな場所で撮影・配信ができます

会議室
ホール
・ホテルの宴会場
・イベント会場 など

どこにでも機材を仮設し、
配信・収録を行うことができます。

下の写真のように、グリーンバックを背景に設置した場所で人物を撮影し、その場でバーチャル背景と合成します。

バーチャル空間演出を可能にする機材

放送業界で利用されてきた機材をイベント業界に取り込んだことで、バーチャル空間演出上での画面構成が可能になりました。

NewTek 社の日本総代理店、株式会社アスク様ご協力のもと、
世界で最も強力かつ包括的なライブビデオ制作システムと言われる、NewTek社の『TriCaster® 2 Elite』を導入しました。

NewTek 、株式会社アスク M&E事業部(アスク・エムイー)でも、導入事例として紹介されています。

まずはお気軽にご連絡ください

「バーチャル空間演出についてもっと詳しく知りたい」
「実際のイベントではどんな機能が使えるの?」など
ご興味がありましたらぜひお気軽にお問い合わせください。

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