【配信スタジオ利用案内】ON studio 活用例を紹介

当社が開催した「配信ノウハウ&ON studio活用」セミナー。数多くのイベントを担当する当社スタッフが、配信ノウハウや新しくオープンした「ON studio」の活用例を解説しました。この記事では、そのセミナー内容を抜粋して紹介します。

ON studio

2022年5月にオープンした新ON studio。従来あったスタジオの約4倍の広さになり、配信向け設備も充実しております。

・1階 スタジオ1 約118.5 ㎡
・2階 スタジオ2 約27.5 ㎡

場所:〒108-0014 東京都港区芝5-20-9

都営三田線・浅草線 三田駅から徒歩2分、JR田町駅から徒歩4分とアクセス便利な好立地に位置しています。

スタジオ1、2の他に、控室として約15㎡の部屋を2部屋ご用意しています。

スタジオで出来ること

100㎡を超えるゆとりある空間

1階スタジオ1は配信スタジオとしては広く、100㎡以上のゆとりある空間です。

そのため、多くの機材が必要なイベントでもオペレーションブースを広く確保できます。

横幅10mのグリーンバック

壁一面には背景合成用のグリーンバックを備えています。グリーンバックはカーテン式のため、背景合成の必要がない場合は、グリーンバックを除いた白背景としてご利用いただけます。

また、撮影スペースを分割することで、左右横並びに2か所設置することができ、本番の場面転換がスムーズに行えます。

ON studioの活用紹介

6月に開催したウェビナーでのスタジオ活用例を紹介します。

▼実際のウェビナ―の様子はこちら

図のようにスタジオ1と2、控室を2部屋、合計4部屋を使用した配信を行いました。

新たな映像伝送技術「NDI」を活用できる最新設備を完備

ウェビナ―の中で取り上げた次世代の映像伝送技術を使って、映像信号のやりとりを行いました。
NDI(※1)を利用することで、ローカルエリアネットワーク、LAN経由での映像伝送が可能となり、1階と2階のスタジオを繋ぎ、2部屋を利用した中継ができます。
TriCaster® 2 Eliteは、このNDI技術を使用することで、より多くの映像信号のやりとり、インタラクティブ(双方向)の映像演出が可能となります。

※1 NDI (Network Device Interface) とは

米国NewTek社によって開発されたIP利用における新しいライブビデオ制作ワークフロー支援プロトコルです。このNDIテクノロジーを活用することで、一般的なギガビットイーサネット環境においても、映像、音声、メタデータを、NewTek社TriCasterやIPシリーズなどのシステム間だけでなく、NDI互換のさまざまなシステム、デバイス、PCなどとのリアルタイムによる相互伝送が可能となります。

出典:https://tricaster.jp/ndi-central/ (外部リンク)

用途に合わせた様々な部屋の使い方が可能

1階「スタジオ1」では、以下の演出を行いました。

①クロマキー合成

②トライキャスターによる高度な画面合成

③Zoomウェビナー配信

2階「スタジオ2」では、機材は最小限に、それぞれの映像をスタジオ1に伝送し、操作を行いました。

こうした別部屋からの出演ができることで、同じ建物内で密集せず配信することができます。

TriCaster® 2 Eliteを使用したさまざまな画面構成

当社の提供する多機能映像スイッチャー「TriCaster® 2 Elite」を使用することで以下のような画面構成が可能となります。

Zoom参加者の4画面構成
コミュニケーションツールを合成
クロマキー合成

▼詳しくはこちら

コミュニケーションツール

コミュニケーションツール「CommentScreen」で視聴者がQRコードから気軽に絵文字やコメントを送り、配信画面上に映すことでリアルタイムに視聴者とのやり取りが可能になります。
さらに、TriCasterを使用することで、右の動画のように映像を合成することができます。

こんなことに活用できます!

ON studioではウェビナー開催の他にも、以下のようなイベントにご利用いただけます。

ON studio 活用例

講演・セミナー

スタジオ1
メイン会場として使用します。
スタジオ2
事務局としてメイン会場の様子を管理するために使用します。
控室1
出演者控室として使用します。
控室2
出演者控室として使用します。

プレス向けイベント、PRイベント

スタジオ1
カメラやTriCaster等のオペレーションブースを設けたメイン会場として使用します。
スタジオ2
配信基地局として1階より映像を伝送し、Zoom・YouTube配信等を行います。
控室1
事務局としてメイン会場の様子を管理するために使用します。
控室2
出演者控室として使用します。

企業イベント(クロマキー演出)

スタジオ1
グリーンバックを使用して、TriCaster等のオペレーションブースを設けた演出会場として使用します。
控室
出演者控室として使用します。


ON studioの具体的な活用例を紹介しました。お客様のご利用に合わせて、機材の手配・経験豊富なオペレーター派遣のご提案をいたします。見学も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

▼見学・空き情報についての問合せはこちら

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