\ ユーザー体験を拡張するARコンテンツ制作 /
株式会社イベントサービスが展開する「レンタル顔出しパネル」に、ARを組み合わせたコンテンツを共同制作いたしました。
インバウンド需要の拡大を背景に和風のイベント装飾アイテムが人気となっている中で、パネルの世界観が動き出す体験をプラスすることで、外国人観光客にも楽しんでもらえる、新しいフォトコンテンツの創出を目指しました。
この記事の目次
「ただのパネル」を「新たな体験型のパネル」へ。レンタル商材の付加価値を最大化する戦略
イベントサービスでは、レンタルフォトスポットアイテムを数多く揃えている一方で、近年、「顔出しパネル」が活用される機会が減少傾向にあり、十分に提案がしきれていない状況が続いていました。そこで、体験の付加価値を加えることで売上拡大につなげる狙いから、ARの導入を決定しました。
顔出しパネルのラインナップは「殿・姫・忍者・くノ一・相撲」の5種類。
それぞれのキャラクター性に合わせた演出を設計し、パネルごとに違ったARの楽しさを味わえる構成としました。



また、海外ではARコンテンツが広く親しまれている背景から外国人のお客様を主なターゲットとした和風のアイテムに、AR演出を組み込むことで、より魅力的な商品ラインナップへ強化することを目指しました。
【独自のこだわり】没入感を最大化する、ARならではの3つの演出技法
桜の花びらが舞う演出や、ディスコライトのようなキラキラ感を重ねることで、静止画のパネルだけでは表現しきれない華やかさを演出しました。


顔出しパネルに描かれている殿や忍者のビジュアルを活かしつつ、
生成AI等を用いて“同じキャラクターがそのまま動き出す”ような映像を制作。
「目の前のパネルにスマホをかざすと、絵柄がアニメーションのように動き出す」
という、ARらしい驚きを重視しました。

手前に向かって手裏剣が飛んでくる仕掛けや、江戸時代の浮世絵を活用して盛り上がりを演出するなど、画面の外へ飛び出してくるような3D感・没入感を強調。
見ているだけでなく、「一緒にアクションの中にいる」感覚を実現しました。


アプリ不要・3ステップで完了!ユーザーを迷わせない直感的な体験デザイン
STEP1
被写体となる人が、顔出しパネルに顔をはめる

STEP2
撮影者がスマートフォンでQRコードを読み取り、顔出しパネルにかざす

STEP3
顔出しパネルの絵柄が動き出すARが表示され、そのまま写真・動画撮影を楽しめる
現場のオペレーションを妨げない、WebARによる多言語対応の仕組み
パネル横のQRコードで、迷わず体験開始
WebARを活用しているため、専用アプリのインストールは不要で、ブラウザからすぐに体験が可能。
既存のレンタル顔出しパネルに対して、追加の機材やアプリ導入が不要なかたちでAR体験を追加しています。
実際のイベント会場では、顔出しパネルのすぐ横にQRコードを設置し、
「パネルに顔をはめる → 撮影者がQRコードを読み取る → かざして撮る」というシンプルで直感的な体験導線にしています。

インバウンドに最適な多言語対応

弊社で採用しているWebARサービス(Planetar)は多言語表示に対応しており、ユーザーの端末の言語設定を自動判別して、日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・インドネシア語へ自動で切り替わります。
これにより、インバウンド向けの現場でも、追加対応なしでスムーズにAR体験を提供することができます。
「体験して、撮って、共有する」ユーザーの反応と新しい提案の可能性

“従来型の顔出しパネル”に、新しい提案の幅が生まれた
これまで静的なフォトスポットとして扱われていた顔出しパネルに、
ARを組み合わせることで、「動きと音のある新しいフォト体験」として提案できるようになりました。
顔を出して撮影するだけではなく、ARによって背景やキャラクターが動く中で、表情を変えたり、ポーズを合わせたりと、まるで一緒にアクションシーンへ参加しているような写真・動画が撮影できる点が好評です。

奥行感のあるAR演出が特に好評
5種類の中でも「くノ一」の人気が高く、奥行き感や画面の外に飛び出してくる演出が好評でした。
立体感やスピード感のあるアクションは、ARならではのわかりやすい驚きとして受け入れられています。

世界観に入り込む体験を、誰かと一緒に楽しめる
特に相撲パネルでは、2人が同時に顔を出した状態で、ARが立ち上がることで、“江戸時代の一場面に二人で入り込む”感覚が強まり、友人同士などで自然と盛り上がるコンテンツとして好評です。
これまでのパネルは『撮って終わり』でしたが、ARをプラスすることで『何度も遊びたくなるコンテンツ』へと進化しました。特に、奥行きのある映像や2人で楽しめる演出は、その場の空気をパッと明るくしてくれます。
この「つい誰かに教えたくなる体験」は、歴史的建造物や自治体の観光スポット、さらにはアニメなどのキャラクター(IP)を活用したプロモーションなど、あらゆるシーンで「その場所ならではの没入体験」として提案することが可能です。

今後の展望
電音エンジニアリングとイベントサービスでは、イベントサービスが保有する多彩なフォトスポットや会場装飾アイテムに、電音エンジニアリングの3D・映像制作技術を掛け合わせたAR演出を今後も共同で展開していきます。
「目で見て楽しむ」だけでなく、「体験して、撮って、共有して楽しむ」までの体験価値をデザインすることで、イベント会場での滞在時間や満足度の向上、SNSでの拡散促進など、グループとして提供できる体験価値をさらに広げていきたいと考えています。
「Asset+AR」は、今あるモノにARを組み合わせ、新しい価値と体験を創り出すサービスです。
パンフレット・展示物・商品パッケージ・フォトスポットなど、手元の資産を“体験型コンテンツ”へアップデートし、提案の差別化や販促アイデアの幅を広げることができます。
電音エンジニアリングでは、今回の顔出しパネルのようなフォトスポット演出に限らず、
会場装飾・商品・ポスター・体験型展示など、さまざまなアイテムへのAR企画・制作が可能です。
・既存の装飾を活かして、新しい体験を作りたい
・イベントのフォトスポットをもっと盛り上げたい。
・インバウンド向けに、映える演出を取り入れたい
といったご相談にも、企画段階からサポートいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
関連記事





