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ホテル様にお勧めの業務用無線機は?
特定小電力トランシーバーは資格、免許申請が不要で、購入してすぐに使える手軽なコミュニケーションツールです。比較的安価に購入でき、電波の弱い場所や近距離の連絡に向いています。サイズもコンパクトで、イベント会場、アウトドアでもよく使われています。一方で、限られた範囲でしか使えない為、多層階のホテルや高層ビルでは電波が届かないこともあります。
簡易業務用無線機を使用するには、電波法に従い総合通信局に申請し、免許又は登録を受ける必要があります。特定小電力トランシーバーより出力が大きく、届かなかった場所での通信が可能になります。
また、秘話機能を使うことで、高い秘話性能を実現。大切な情報を守ることができます。先進のデジタルと従来のアナログ方式があります。
※アナログ簡易無線局において、350MHz帯いわゆる「小エリア簡易無線局」)及び400MHz帯のアナログ方式周波数の使用期限は2022年11月30日以降までとなっております。引き続き簡易無線を使用される場合は、デジタル簡易無線への買換え等が必要です。
既存の無線ネットワークを利用して接続するタイプです。IP技術を活用することで、従来の無線機の通話距離の制約や不感地帯を解消する新しい無線通信システムです。
当社がお勧めする「IPトランシーバー」
こんなトラブルはございませんか?
高層階と低層階や、入り組んだ建物内など従来の無線機では電波が届きにくく、地下の駐車場から高層階の宴会場へ連絡が取れない。
業務の中で携帯電話やPHSを使用されていることが多いと思いますが、特定の方へいちいち電話をかけなければ会話ができません。電波そのものが圏外であることも・・・。
宴会場から緊急で連絡したいことがあるのに、すぐに通話できません。また、スタッフへ一斉送信もできません。
IPトランシーバーの特徴
無線LANが繋がれば、どこでも通話圏内に。
ホテル内をくまなくカバーする通話システムです。
既設の無線LANシステムをそのまま活用。スマートフォンやパソコン用のアクセスポイントを中継装置として利用します。VPN経由で拠点を繋ぐことも可能です。
一斉通話、複数グループでの通話など、複数のスタッフへの多彩な連絡が可能。
電話のように同時通話が可能。※オプションが必要な場合があります。
システム構成図
IPネットワーク上に配置された無線LANアクセスポイントを中継器として、
トランシーバーからの通信をコントローラーに送信。
コントローラーから、指定された通信先に音声や文字データを送ります。
AESなどLANのセキュリティーに準じた通話秘匿に対応します。
導入までの流れ
現状の確認、下見を行い、お客様のご用件に合ったコンサルティングを行います。
簡単なWi-Fi速度の検査、電波の混雑状況確認など、現場での事前検査を行います。
十分な吟味が完了した後、ご契約手続きへ移行させて頂きます。
現場での施工・調整、完了後にお客様への取説を実施いたします。
保守が必要な製品の場合は、オンサイト保守やリモート保守、定期点検など、お客様のご用件に合った保守プランを行わせていただきます。なお、納品から1年間は瑕疵期間として保守させて頂きます。
機器の選定から施工・保守までワンストップで対応いたします