VAC(バーチャル・AI・クルー)デモ機設置のお知らせ

【追記・更新あり】訪日外国人観光客の問題解決

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訪日外国人観光客のホンネ

以前より、訪日外国人観光客にとって、言語コミュニケーションや公衆無線LAN環境を中心として困ったことがあるというアンケート結果が出ていますが、この2年間で少しずつ改善しつつあります。そのような状況下でもまだ次のような状況が続いています。

訪日外国人が旅行中に困ったことTOP3

  1. 施設等のスタッフとのコミュニケーションがとれない・・ 20.6%
  2. 無料公衆無線LAN環境の少なさ・・・・・・・・・・・・18.7%
  3. 公共交通の利用・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・16.6%

訪日外国人 無料公衆無線LAN(フリーWi-Fi)環境について困った場面

  1. 観光地・・・・・・・・・・・・・・・63.8%
  2. 公共交通機関内・・・・・・・・・・・55.5%
  3. 空港・・・・・・・・・・・・・・・・24.0%
  4. 宿泊施設・・・・・・・・・・・・・・18.0%
  5. 入国前(税関、出入国管理、検疫)・・11.9%
※国土交通省観光庁 平成30年度「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート」結果による。

インターネットの品質は重要課題

上記のアンケートからもお分かりの通り、訪日外国人とって、施設スタッフとのコミュニケーション課題や無料公衆無線LAN環境の課題は重要です。数あるロケーションの中でも、施設スタッフとのコミュニケーションが取りやすいであろう宿泊施設様では、インターネット環境に関する問題がクローズアップされてしまうことが多々あるのではないかと思われます。よく伺うクレーム内容は次の通りです。

①ネットが遅い

ネットが遅い

契約しているインターネットサービスは高速なのに、客室のWi-Fiのみ遅い。特に訪日外国人にはよく指摘される。特にここ数年で、急に遅いといったクレームが目立つようになった。

②ロビーに人が多い時やイベント開催時に回線が混む

ロビーが混雑

ロビーの混雑時やイベント開催時は、急にインターネットが遅くなる。以前はここまで影響しなかったはずなのに。

③セキュリティが不安

セキュリティが不安

海外からのお客様が多いと、利用されているソフトウェアやアプリのセキュリティリスクが不安。

日本は海外と比較して、無料Wi-Fiサービスが少なく、そのために宿泊施設内のインターネット設備には大きな期待を寄せています。
また、海外から持ち込まれるスマートフォンやPCには予測できない大きなセキュリティリスクが隠れている場合もございます。

なぜ急激に品質低下が起きているのか

Wi-Fiサービスの品質低下には様々な要因がありますが、主な要因は次のとおりです。

①接続する端末の数が増えた

たとえば、イメージしてください。
Wi-Fiを導入した当時の環境(5~7年前)

5〜7年前にWi-Fiを利用するのはノートPCの持ち込みが主でした

客室数の約30%を想定して設計していた

しかし現在は、Wi-Fi利用はスマートフォンなどのモバイルデバイスが大半になっています

客室数の約150%ぐらい使用されている
(1人1台以上)

②回線スピード、ルーターのキャパが足りない

Wi-Fi設備の導入が盛んだった時期(5~7年前)は、光回線はベストエフォートで最大40Mbps程度でした。それでもノートPCの接続を想定していたため、ルーターのセッション数は余裕があると思われていました。

1台あたりの平均接続速度の目安

1台あたりの平均接続速度の目安

1台あたりの平均セッション数の目安

1台あたりの平均セッション数の目安

③スマホアプリがキャパを占有している

以前はコンピューターウイルスの挙動が問題になっていましたが、現在はそれよりも、顧客一人一人が使用するスマホアプリのセッション数が大きいことの方が、大きな問題となっています。

スマホアプリのセッション数が拡大しており、一人の顧客が意図しないセッション数を使用する

スマホアプリのセッション数が拡大しており、一人の顧客が意図しないセッション数を使用する

【よく使用されるサービスのセッション数の例】

  • Yahoo! Japanウェブサイト
    ⇒約80セッション
  • Amazonアプリ
    ⇒約150セッション
  • YouTubeアプリ
    ⇒約50~100セッション
  • LINE電話
    ⇒約15,000セッション(接続時)
  • スマホゲーム
    ⇒不明だが、かなり多い

※公式なデータではありません。あくまでも目安としてお考え下さい。

④アクセスポイントのキャパ不足、周波数不足

Wi-Fiを導入した当時の環境

客室のアクセスポイントは、主に廊下の天井等に取り付けられており、周辺の数部屋から1か所へアクセスする場合が多いと思います。

同時接続台数オーバー

同時接続台数オーバー

チャネルに空きがない

チャネルに空きがない

実質3チャネルの理由
2.4GHz帯は、通信を行う際に使用する帯域幅が20MHz必要であるため、互いの電波の干渉を防ぐために、同時に利用できるチャネルを「1・6・11ch」、「2・7・12ch」、「3・8・13ch」のように、重なり合わないように割り当てることが必要なためです。逆に5GHz帯は各チャネルが20MHzずつ離れており、3つのグループに分かれており、合計19チャネルの利用エリアがあります。

⑤設備が故障している

故障している

たとえば…

5~7年以上前のルーター、スイッチ(ハブ)、APが設置されており、しばらく点検していない場合が多いかと思います。
また、故障原因として、ほこりや水分の付着などの影響も考えられます。

Wi-Fiのスピードを速くするには

主な対策方法として、大まかに挙げると以下の通りです。

  • 有線接続部・無線接続部に分けて回線の接続状況を調査し、ネットワーク機器の入替えを実施する
  • 大量アクセスを行っているお客様を自動的に切り離すシステムを導入
  • 原因箇所を特定し、その箇所をセパレートできるよう、ネットワークをフロアごとなどに分ける
  • 上記のことを踏まえ、該当する設備のリプレイスを検討する

①サイトサーベイを実施する

サイトサーベイを実施

サイトサーベイを実施

サイトサーベイとは、アクセスポイントの電波状況の調査をおこなうことです。通常、Wi-Fi導入前に一度実施していると思われますが、導入後に別のワイヤレス機器を追加したり、壁など電波を減衰させる要因となるものが増えたり、近隣の建物や気象レーダーの電波が干渉したりと、様々な要因が想定されるため、どこに遅くなる要因があるのか特定するために、費用はかかりますが定期的に実施することがお勧めです。

サイトサーベイの実施方法には、主に以下の6つがあります。

  1. アクセスポイントからの電波の広がり(到達距離)を調べる
  2. 電波の減衰率を調べる
  3. 電波が切れ間なく利用できるようアクセスポイントの配置を調整
  4. 気象レーダーとの干渉を調査する(外の場合)
  5. 近隣のオフィスからの外来波で浸食されていないか調べる
  6. エリア内に他の機器との電波干渉がないか調べる

②大量アクセスを行っているお客様を自動的に切り離す

規制方法

Wi-Fi認証のイメージ

Wi-Fi認証のイメージ

各所のアクセスポイントへユーザーが接続した際に、一定のルールに従った規制をかけるシステムです。企業内ではRADIUS認証サーバが有名ですが、ホテルを中心とした公共施設関連では、当社でも実績のある「POPCHAT」が有名です。

基本的な規制の方法として、「接続時間制限」、「サービス日・時間帯の設定」などがあり、このほかに上限の値を設定して規制する方法として、「セッション数」、「帯域」、「スパム制限」などがかけられます。制限をかけるためには、まずはユーザーを特定させる必要があります。

認証方法

POPCHAT搭載の認証方法

POPCHAT搭載の認証方法

POPCHATでは、いくつかのユーザー認証方法を選択できるようになっており、ユーザーへ認証画面を表示せず、機器のMACアドレスで認証する「フリー認証」、注意書きと接続ボタンのクリックを表示する「ベーシック認証」、あらかじめ施設がユーザーへIDを配布する「アクセスID認証」、あらかじめ登録したメールアドレスをキーにログインする「メールアドレス認証」を選択することができます。

加えて、認証したデバイスの言語設定から、言語を自動識別して表示する機能もあります。当社ではフェリー客船向けのWebベースコンテンツを運用している実績もあり、これらの設定からコンテンツの運用まで、幅広くご提案することが可能です。

GDPRへの対応

GDPRへの対応

GDPRへの対応

このような認証を用いる場合に気になるのが、今、話題のGDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)への対応についてです。

しかし、Wi-Fi認証を介して欧州在住の個人が、日本国内でWi-Fiを使う際に取得される個人情報の取り扱いは、次のような理由で適用対象外と考えております。

  • 日本国内のみで取得
  • 利用規約に利用目的・第三者提供の有無・保管期間などを明記
  • 利用規約へ利用者が明示的に同意
  • その同意が強制ではない

更に、POPCHATは認証時の内部識別子として使用するMACアドレスやCookieなどは、「Wi-Fi共通ID」として内部的に独自の管理を行っています。

また、認証時に取得される個人属性は、個人を一定以上特定するものではなく統計学的属性(デモグラフィック)とも呼ばれる国籍・性別・年代などは集計・加工のうえ、様々な利用統計の作成やマーケティングに活用されます。

そういった理由から、公共施設での訪日外国人向けサービスとして、「POPCHAT」をお勧めしています。

③ネットワークをフロア別、用途別などに分ける

ネットワークを使用者ごとにセパレートする
客室とロビーや宴会場が同一ネットワークになっていませんか?

ネットワークをルーム別、フロア別、用途別などに分けることで、トラフィックを分散することが可能です。イベントで多くのお客様が来館されるような場合でも、客室の速度低下を抑えることが可能です。

④ネットワーク機器のリプレイスを検討する

ネットワークスイッチをリプレイスする
「遅いのは無線LANのせい」と思っていませんか?

館内全体をマネージメントしているネットワークスイッチは最大速度1Gbit/sが一般的です。

これを最新型の最大10Gbit/s対応へリプレイスすることで、館内全体の速度向上が見込めます。これに合わせて、無線LANのアクセスポイントも高速タイプに見直して頂くことで、より一層の速度向上が見込めます。

ネットワークのセキュリティを高めるには?

①お客様のセグメントによって認証方法を変更
宿泊客も一見さんも同じセキュリティ基準になっていませんか?

用途別、お客様のセグメント別などで接続認証方法を変更。

たとえば、名簿もある客室のお客様は簡単なWeb認証で、一見さんの多い宴会場やロビーはより高度な認証方法を使用するなどすることで、セキュリティを向上できます。

②お客様同士が繋がらないようにする
お客様同士が同一ネットワーク上で繋がっていませんか?

客室が同一ネットワークで構成されていると、他の宿泊客のPCを覗き見したり、悪意のあるマルウェアへの感染が広がってしまうリスクが考えられます。セパレート機能が付いたネットワークスイッチなどにリプレイスすることでリスクを未然に防ぐことが可能です。

よくある質問

国内・海外の主要メーカー及び、主要ベンダーの製品を取扱いしております。要件、予算に合わせてメーカーや製品を選定させていただきます。


はい、可能です。製品によって異なりますが、主に、日本語・英語・中国語・韓国語へ対応したものがございます。


極力、現在の状況、設置機材を調査した上で、交換が必要かどうかを判断いたします。

AV・ICT設備ならお任せください!
  • 事前調査・お打ち合わせで導入不安を解消
  • プロの目線からお客様に最適な製品をご提案
  • 遠隔保守・定期メンテナンスで導入後も安心

導入までの流れ

STEP.1
ヒアリング
現状の確認、下見を行い、お客様のご用件に合ったコンサルティングを行います。
STEP.2
現場調査
簡単なWi-Fi速度の検査、電波の混雑状況確認など、現場での事前検査を行います。
STEP.3
ご契約
十分な吟味が完了した後、ご契約手続きへ移行させて頂きます。
STEP.4
施工・調整・取扱い説明
現場での施工・調整、完了後にお客様への取説を実施いたします。
STEP.5
保守
保守が必要な製品の場合は、オンサイト保守やリモート保守、定期点検など、お客様のご用件に合った保守プランを行わせていただきます。なお、納品から1年間は瑕疵期間として保守させて頂きます。
機器の選定から施工・保守までワンストップで対応いたします

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