例年、一堂に会して行われる活動が、コロナ禍により難しくなってしまっている天台宗 東京教区様のご依頼を受け、これまでの活動のダイジェストと特別な場所での大僧正様のご説法の動画、またご自宅でも「お写経」を行っていただけるようなご案内の映像を制作しました。
この記事の目次
動画紹介
写経をされたことのない方でもお作法が分かりやすく解説され、映像の解説に沿って始めることが出来る動画です。
撮影場所も含め、非日常的な「お写経」というものを、緊張感を保ちながらも、レクチャー動画として視聴者の理解につながるよう心掛けました。
また、視聴する人にとって見やすくて距離感を感じさせないバランスは強くこだわりました。
映像もナレーションも「リラックスと緊張感」という一見相反したものを表現しようと考えました。
映像の質感も優雅で落ち着いたものを目指して形にしました。
推進大会に代わるおうちでできる活動、これからの展開をお知らせするとともに、さらに今後配信予定の動画のご案内、またこれまでの活動をお写真のスライドショーで振り返る動画です。
天台宗 東京教区様は「一隅を照らす」精神を現代に生かすべく、信仰と実践を通じ、平和で明るい世の中をともに築いていこうという社会啓発運動を行っていらっしゃいます。
お客様のご要望である“写真だけ切り替わる平凡なスライドショーにはしたくない”に沿うように、視覚的にも視聴者の目を引くようにエフェクトを多用した形にしました。
スライドショーの印象の要は選曲が強いと思い、あえて映像の内容(視覚)とは趣が違う音楽ジャンルをあてました。
新しい感覚というだけでなく、視聴者に対する親近感および若干の違和感・意外性で、引っ掛かりを生もうとしました。
「一隅を照らす運動の歩みとこれから」と題して、「一隅を照らす」その言葉の意味から、これまでの大会の歩みと、運動を継続していくうえで大切な心掛け、行動の指針などをご説法いただいている動画です。
お話を最後まで集中して聞いていただける動画にすることが大きなポイントでした。本来であれば入ることができない場所での撮影だったので「その場にいるような感覚」「特別な場所・特別な空気感を感じてもらう」ことにこだわり、撮影・制作しました。文言のテロップに関しては、最後の最後までお客様とやりとりをして、徹底的に修正しながら分かりやすさを追求しました。
撮影・編集について
高精細なシネマカメラを用いた撮影は、ディティールや肌のトーンなど今回特にこだわった色表現を実現できました。
・写経動画:【Canon EOS C300】
・インタビュー動画:【SONY a7S Ⅲ】
撮影時間が限られていたり、事前確認ができない場所での撮影ということもあり、綿密な事前準備と当日の工夫で段取り良く必要なカットを撮影し、映像編集のクオリティにもこだわりました。
編集ではカットを割るだけではなく、色味を調整するグレーディングまで自社で行っているので、自然光の屋外の景色を活かしたり、優雅で柔らかいシネマティックなタッチにしたりと色にこだわった映像表現を行いました。
お客様の声
出来上がった映像がとても良く、修正にも対応いただきありがとうございます。
満足できる作品を作ることが出来ました。電音さんにお願いしてよかったです。
近年では、業種や個人・団体を問わず、様々な場面でYoutubeなどのプラットフォームを通じて、広く多くの方々へ映像を利用しメッセージを発信していくことが、今までに比べてより重要になってきています。
企画立案や撮影、編集など一連で承ることが可能ですので、お気軽にご相談ください。