今回は、ステーションコンファレンス東京様より「既存の映像出力をプロジェクターからLEDディスプレイに変更したい」というご要望をいただき、今回のシステム導入を行いました。LEDディスプレイならではの高い視認性や柔軟な画面構成により、どのような会場でも鮮明で美しい映像体験を提供します。本記事では、導入のポイントとその効果をご紹介します。
この記事の目次
企業概要
[クライアント]
ステーションコンファレンス東京 様
住所
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-7-12
サピアタワー4～6F
企業HP（外部リンク）
https://www.tstc.jp/tokyo/
LEDディスプレイとプロジェクターの比較
従来、大型会場での映像表示にはプロジェクターがよく使用されてきましたが、近年ではLEDディスプレイが注目を集めています。
プロジェクターはコスト面でのメリットがある一方で、特に明るい会場や広いスペースでは、映像がぼやけたり、明るさが不足することがありました。
一方、LEDディスプレイは発光と発色の良さから、大規模な会場でも映像をはっきりと表示できる点が大きな強みです。また、LEDパネルはさまざまな比率や大きさに対応可能で、会場のレイアウトに応じて柔軟に設置できる点も、プロジェクターに対する大きな利点です。
285インチの巨大LEDディスプレイ
今回、会場の前方壁面全体に約285インチ(6,000 × 4,050mm)の巨大LEDディスプレイを設置しました。既存の壁面は、この大きなディスプレイを固定するための十分な強度が不足していたため、新たに補強を加えて設置を行いました。これにより、安全性と耐久性が確保され、長期間にわたって安定した運用が可能となります。
また、ディスプレイは手の届く位置に設置されているため、衝撃や汚れのリスクを考慮し、耐久性に優れた高精細なLEDディスプレイを提案。これにより、どの座席からでも鮮明な映像が楽しめるようになりました。
簡単操作！画面構成切り替えボタン
今回導入されたシステムでは、7つの異なる画面構成をボタン一つで簡単に切り替えられるようになっています。ユーザーは複雑な操作を行うことなく、該当のボタンを一回押すだけで、瞬時に画面レイアウトを変更できるため、プレゼンや会議がスムーズに進行します。
さらに、プレゼンテーション中に会社名やロゴを画面に表示させたまま進行できる機能も備えています。これにより、企業のブランドイメージを強調しつつ、視覚的な統一感を保ったプレゼンが可能です。また、会社名やロゴに関しては、その場で簡単に修正や変更ができるため、急な修正依頼にも対応できる柔軟性が特徴です。
表示パターン1
表示パターン2
表示パターン3
プロジェクターの更新も！
今回の導入では、メインとなる巨大LEDディスプレイに加えて、各フロアに設置してある既存のプロジェクターの更新も合わせて行いました。
電音エンジニアリングでは、設備の改修、更新、点検まで一貫してサポートできる体制を整えております。お気軽にご相談ください。
実際の映像
お客様のコメント
Q. 提案段階から導入工事の中で、印象的なエピソードがあれば教えてください
A. パネル下地補強工事の規模には驚かされました。
Q.今後、電音エンジニアリングに期待していることがあれば教えてください
A. 引き続きプロフェッショナルなサポート等お力添えいただきたく存じます。
LEDディスプレイは発光と発色の良と、柔軟な設置性で大規模会場に最適な映像システムです。また、プロジェクターとの組み合わせることで、どの座席からも快適に映像をご覧いただけるよう、柔軟な映像システムを実現しました。
電音エンジニアリングでは、円滑なイベント運営をサポート致します。ぜひ、お気軽にご相談ください。
