今回は普段弊社がオペレーションで常駐しているシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル様から、LEDビジョンの設備導入についてご相談を頂きました。本導入事例を通じて、視覚的なインパクトや運用面でのサポート体制の魅力をご紹介いたします。
この記事の目次
企業概要
[クライアント]
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル 様
住所
〒279-0031 千葉県浦安市舞浜1−9
企業HP(外部リンク)
https://www.marriott.com/ja/hotels/tyosi-sheraton-grande-tokyo-bay-hotel/overview/
ホテル業界で注目されるLEDビジョン導入の理由
近年、ホテル業界ではLEDビジョンの導入が進んでいます。理由として、視認性の高い鮮明な映像表示が可能であること、ロビーやイベント会場、会議室など、さまざまなスペースで情報提供や演出に活用できる点などがあげられます。
従来の液晶ディスプレイやプロジェクターと比べ、明るい環境下でも高い視認性を保つことができるため、昼夜問わず美しい映像を提供でき、会場全体に統一感や高級感をもたらします。
また、LEDビジョンはサイズや配置の柔軟性が高く、イベントの規模や種類に応じた映像演出が可能です。
さらに、最新の機材を採用することで、ホテルのブランド価値の向上にも貢献しています。LEDビジョンを活用した華やかな演出はお客様の満足度を高め、ホテルの魅力を引き出す取り組みとして、現在非常に注目されています。
依頼内容:大規模イベントを彩るLEDディスプレイ設備導入
今回、導入させて頂いた『THE CLUB Fuji』は、首都圏最大級の規模を誇る宴会ホールです。330インチの壁常設LEDビジョンと217インチの可動式LEDビジョン2台を新たに導入し、国際会議や披露宴、最大2,000名様までのレセプションなど、さまざまなイベントにおいて迫力のある映像演出を実現しました。
330インチの壁常設LEDビジョンは、高輝度・高解像度・高コントラストが特長で、明るい環境や広い会場でも鮮明で見やすい映像を提供します。また、広視野角により、どの角度からも視認性が高く、大人数のイベントにも適しており、臨場感ある映像体験を演出します。さらに、会場の明るさに応じて照明オペレーターが操作卓からLEDビジョンの明るさを調整できるシステムを導入し、常に快適に視認できる環境を実現しました。
加えて、217インチの可動式LEDビジョン2台は、分割可能なボールルームに合わせた柔軟な配置が可能です。小規模な会議やセクションごとに異なる演出が求められるイベントにも最適な、機動力のある映像演出をサポートしています。
オペレーター目線での導入設計と迅速なサポート体制
弊社の強みは、オペレーター目線での提案ができる点にあります。日々現場でオペレーションを担当している常駐メンバーがいるからこそ、使用者目線での使いやすさや会場の用途に応じた提案が可能です。例えば、どのような宴席が多いかといった実際の使用状況を踏まえ、LEDビジョンの最適な配置や高さの調整なども含めた具体的な提案を行います。
一般的に、施工会社と運用会社が異なる場合、依頼や報告が一方通行になりがちで、連絡の遅延や認識のズレが生じやすくなります。しかし、施工と運用を一社で担当することで、連絡や報告を速やかに共有・確認でき、やり取りがスムーズになります。これにより、迅速かつ的確な対応が可能となり、現場での運営もより円滑に進められます。
また、LEDビジョンなどの映像機器に不具合が発生した場合、通常はシステム業者に連絡し、後日対応となることが一般的ですが、今回の事例では、弊社の常駐オペレーションチームが一部のパネルを管理しているため、その場で迅速にパネルの交換などの対応が可能です。これにより、軽微な設備トラブルであれば即時に対応できる体制を整えています。
LEDビジョンの導入は、視覚的な演出効果を高めるだけでなく、ホテル全体のイメージアップやお客様満足度の向上にもつながります。
今後も電音エンジニアリングでは、システム施工チームによる最適なシステム環境の提供と、常駐オペレーションチームによる柔軟なサポートを通じて、特別な体験と安心感をお届けできるよう努めてまいります。ぜひ、お気軽にご相談ください。