公益財団法人 図書館振興財団様主催「第26回 図書館を使った調べる学習コンクール」の表彰式が、バーチャル空間を使用したオンライン形式で開催されました。その企画演出・進行管理および配信・映像・音響業務を当社が担当しました。
この記事の目次
表彰式の概要
催事名
第26回 図書館を使った調べる学習コンクール
主催
公益財団法人 図書館振興財団様 https://concours.toshokan.or.jp/(外部リンク)
使用プラットフォーム
・YouTube Live
・YouTube アーカイブ(限定公開)
・リモート出演者:Zoomを通して出演
当社の担当業務
表彰式の企画演出から進行管理・配信・映像・音響オペレーション・映像コンテンツ制作などを行いました。
配信/映像:YouTube Liveの設定および当日の運用
配信・会場・リモート出演者映像の構成
スイッチング(カメラ/VTR/PC資料の切り替え)
配信映像の撮影・収録
進行:進行台本の作成、リハーサルや当日の進行管理
音響:各種調整(会場/配信音声)
コンテンツ制作:オープニング映像やバーチャル背景・スライドの作成
表彰式のポイント
バーチャル背景を使用した配信画面の構成
図書館をイメージしたバーチャル空間での配信を行いました。
当社スタッフが専用機材「Tricaster® 2 Elite」を用いてカメラ映像とバーチャル背景を合成して配信を行いました。
台本作成時も進行の他に画面構成のイメージを図で分かりやすく提示し、相違が無いようにすり合わせを重ねました。事前に主催者と出演者の方々との確認を行ったことで、本番はスムーズに進行することができました。
※画像をクリックして拡大表示
バーチャル空間での合成ができ、奥行きの表現と多数の素材合成が可能です。リアルイベントやテレビ番組のような空間(バーチャル空間)でイベントを行うことができます。
▼バーチャル背景の種類や使い方を動画で紹介▼
リモート出演者への対応
会場には司会者と理事長のみが来場し、約40名の受賞者や授与者の方々はZoomを使用したリモートでの参加となりました。
リモート出演となると、本番中にリモート出演者の映像や音声が届かない等のトラブルが起こる可能性があります。そのため事前に接続チェックを行い、画面共有しながら出演イメージや進行のすり合わせを十分に確認した上で本番に臨みました。
オープニング映像とバーチャル背景の制作
誰もが一度は図書館で沢山の本に囲まれて胸を弾ませた経験があるものです。その経験や気持ちをベースに、関係者の皆様とイメージを共有し、オープニング映像とバーチャル背景を制作しました。
冒頭シーンは、1冊の本を開くところから始まります。「本を読んで調べること」が「自分の新しい世界を開くこと」へ繋がるようなイメージでストーリーを考えました。本を開くシーン(0:05~)は、より躍動感のある映像にするため全て3DCGで作成しています。
また「たいへんよくできました」スタンプをイメージした桜吹雪が、子供たちを追い越していくシーン(0:15~)も桜の数やスピードを調整し、風の心地よさと受賞者への祝福を表現しました。
壁一面の棚に本が騒然と並んでいる吹き抜け空間を表現しました。
表彰式の背景として使用するため、出演者がメインとなるようナチュラルトーンで統一感を持たせ、明るい木のぬくもりが感じられるようなテクスチャーにしました。
お客様の声
電音エンジニアリングを選んだ理由は何ですか?
オンライン表彰式は2回目でしたが、前回よりも参加者や視聴者が楽しめるようレベルアップしたイベントにしたいと考えていました。そんな中で電音さんのバーチャル空間のデモ映像を拝見し、とても臨場感のある映像で興味を持ち、お願いすることにしました。
イベントディレクターより
コンクールの受賞者はお子様が中心となったため、主催者の方から「バーチャル空間を作ることで受賞者に表彰式を楽しんでもらいたい」という想いを伺っていました。バーチャル空間ならではのカメラワークを駆使して画面の動きをつけ、配信でも目を惹く演出を行った結果、リモート出演者や視聴者の方々に楽しんで頂けたようで安心しました。
オンラインイベントに関することは、電音エンジニアリングにおまかせください。
配信・映像・音響・照明すべてにおいて、プロのディレクター・オペレーターがサポートいたします。
ぜひお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
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