事例紹介|2025 キックオフミーティング&アワードセレモニー(日本アルコン株式会社様)

日本アルコン株式会社様のキックオフミーティングアワードセレモニーで、運営や各種オペレーションを担当しました。
アワードセレモニーでは会場中央にステージを置き、それを取り囲むように座席を配置したことで一体感を演出しました。

キックオフミーティング&アワードセレモニーの概要

・主催:日本アルコン株式会社様
    https://www.alcon.co.jp/(外部リンク)

・会場:パシフィコ横浜 ノース

・参加人数:約600名

・プログラム
 キックオフミーティング
 -セレモニー
 -プレゼンテーション
 -パネルセッション


 アワードセレモニー
 -個人表彰
 -チーム表彰

当社の担当業務

キックオフミーティング・アワードセレモニーの運営統括から、音響・照明・映像オペレーション、MC手配などを行いました。

運営:全体統括、ステージ施工手配、スチールカメラマン手配、MC手配
音響:各種調整(会場マイク/リモート出演者音声/映像音声/スピーカー)
照明:会場照明(ステージ照明全般/ムービングライト/レーザー
)
映像:会場映像、撮影、スイッチング(カメラ/VTR/PCの切り替え)

キックオフミーティングのポイント

プログラムに合わせたステージデザイン

ステージはコーポレートカラーである青色を基調に装飾されました。ロゴや規定のドットパターンを用い、10mのバックパネルやスクリーン横のサイドバナーを製作しました。

さらに、ステージ上に設置されたバックパネルに対して、LEDロアーホリゾントライト(通称:ローホリ)を配置しました。これにより、ステージの雰囲気を自在にコントロールでき、シーンに合わせた空間演出が可能になりました。

動画が引き込む、飽きさせないイベント進行

今回のイベントでは、弊社の動画制作チームが複数の動画を手掛け、進行をスムーズかつ印象的に演出しました。
オープニング動画で企業のビジョンを伝え、永年勤続者紹介動画では各受賞者の入社年ごとの時代の出来事を振り返る演出を採用。懐かしさとともに、長年の貢献を実感できる内容となりました。さらに、アワードセレモニーのアタック動画で受賞の瞬間を盛り上げ、最後には次回開催の予告動画で未来への期待感を高めました。

キックオフ
 オープニング動画/永続謹年社紹介動画
アワードセレモニー
 オープニング動画/アワードセレモニーのアタック動画 各種/次回開催の予告動画

動画を活用することで、イベントに動きを加え、参加者の没入感を高めることが可能に。弊社では企業イベントや社内コンテンツなど、さまざまな動画制作を手掛けており、効果的な演出で印象に残るイベントづくりをサポートしています。

アワードセレモニーのポイント

センターステージと4方向に設置した330インチスクリーン

アワードセレモニーの最大のポイントはセンターステージを採用した会場レイアウトです。
ステージからは4方向に向かって約10mのレッドカーペットを敷き、受賞者は自席近くからレッドカーペットを歩いてステージに登壇することで特別感を演出。さらに、登壇者の向きを2パターンで対応できるようカメラや返しモニターを準備し、正面を入れ替えながらアワードを進行することで参加者を飽きさせないよう工夫しました。

会場のどこからでも映像を見ることができるよう、4か所に330インチのスクリーンを設置し、スクリーンとプロジェクターの位置は、プロジェクターの光が目に入らないよう配慮して位置を決定しました。

“クレーンカメラ”で飽きない映像

複数台のカメラを適切なタイミングで切り替え、スクリーンに映し出す映像が単調にならないよう工夫しました。
特に、通常の定点カメラに加えてクレーンカメラを導入することで、映像に動きを加え、参加者が飽きずに楽しめる演出を実現しました。

スモーク × 演出照明 = 『特別空間』

スモークと演出照明を組み合わせることで、会場に特別な雰囲気を演出できます。

スモークがあると、照明に光の筋が出来て明かりが乗りやすいため、空間全体に臨場感のある演出が可能となります。特に、LEDムービングライトやレーザーライトとの相性は抜群です。

この演出により、参加者はまるで映画のワンシーンに入り込んだかのような没入感を体験できます。スモークと照明が織りなす『特別空間』は、イベントの印象をより鮮烈に心に刻む力を持っています。

“ラインアレイスピーカー”が生む迫力あるサウンド

アワードでは、より迫力のある演出を実現するため、会場の音響設備に加え、ラインアレイスピーカーを天吊りで設置しました。

天吊りにすることで、音が遮られることなく均一に広がり、会場全体にクリアで迫力のあるサウンドを届けることが可能です。また、高い位置から音を放射することで、音の反響を最小限に抑え、どの席からでも聞き取りやすい音響環境を実現しました。

さらに、視界を妨げない設置方法がステージの見やすさを保ち、演出の魅力を一層引き立てています。

迫力のある音の広がりが特徴のラインアレイスピーカーによって、登壇者のメッセージに力強さと説得力が加わり、参加者の心を深く惹きつける演出が可能になりました。

イベントに合わせたロビーの演出

同じ会場でも、イベントの内容に合わせてロビー照明のカラーを変えることで、それぞれのイベントにふさわしい雰囲気を演出できます。常設照明の演出によって、参加者に新鮮な印象と高い没入感を与える空間づくりができました。

キックオフ
アワード

お客様のコメント

Q1. イベントを終えての電音エンジニアリングの印象を教えてください。
このイベントをお願いしたのは今回で3回目ということもあったので、効率的、効果的な運営を心掛けていただいたため、とても助かりました。

Q2. 準備~本番の中で、何か印象的な出来事・エピソードがあれば教えてください。
当日現場で運営してくださるスタッフの方々の動きや連携も機敏で、気持ちよくお仕事をさせていただきました。

Q3. 今後、当社に期待していることがあれば教えてください。
新しいソフトや機材などもどんどん出てくるので、そうしたものも取り入れた魅力ある提案も期待しています!


イベントの運営や演出は電音エンジニアリングにおまかせください。
会場手配を含めたディレクション、映像・音響・照明すべてにおいて、プロのディレクター・オペレーターがサポートいたします。

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