宴会場の音響設備改修

音響設備

実例をもとにウラ側を大公開!

年度末に近づいた1月末、突然ホテル様から音響設備の改修依頼が…!
しかも完成期限まで2カ月しかありませんでした。
時間が限られる中、どうやって完成までたどり着いたのでしょうか?


ホテル様

今年度の予算に余裕があるので、
宴会場の音響設備更新をお願いしたいんだけど…


かしこまりました! お任せください!!

電音エンジニアリング


私たちは様々な現場で、
年間平均600件の施工を行っています。
その経験から導き出した、
お客様にとって“今”まさに必要なものをご提案。
予算に応じた柔軟な機器選定や、複数年に分けた工事も可能です。



Step1 打合せ・現場の調査へ…

 

Keyword「予算と期間」

長年使っている機器なので更新はもちろん必要だが、
このままでは現場の方のオペレーションが大変だ・・・
今回は移動可能な音響卓を新設しましょう!!

電音エンジニアリング

なんと現行の音響機器は、宴会場内の倉庫に設置。
扉で隔てられており、会場を見ながらオペレーションを行うことが出来なかったのです。

私たちはホテルで常駐オペレーション業務を行っており、年間3万5千件の宴席に関わっているため、現場の方がいかに苦労されているか、痛いほど分かります…!

そこで、新たに音響卓を設置するにあたり、会場のレイアウトによって2か所から設置場所を選べるシステムを設計しました。


Step2 ホテル様へのご提案

 

Keyword「現場目線」

今回は期限が迫っているため、音響卓の色は規格品の3色からお選び下さい。
壁に新設する、音響卓の接続盤も壁紙の色に合わせて塗装します。

電音エンジニアリング


宴会場内に置かれ、ホテルのお客様からも常に目につく音響卓は、
色や形状を宴会場の雰囲気、デザインに合わせて特注することがほとんど。

その他、スピーカーなどのお客様の目に見える機材は、
宴会場の景観を損ねないように注意してご提案しています。

ホテル様

システム内容も見た目もOK!よろしくお願いします!


ありがとうございます!!

電音エンジニアリング


3月初旬、ホテル様と色味やシステム内容の打合せが終了。
いよいよ改修工事に取り掛かります。
しかし完成期限まで1カ月をきった中、更なる問題が…


Step3 システム内容が最終決定。
いざ工事!という所で問題が…

 

Keyword「見た目も美しく!」

ホテル様

工事なんだけど、宴会場が空いているのは2日間なんだけど難しいよね?
工期を伸ばすために、マイクが使えない状態で宴会の予約を入れるしかないのかな…


承知しました。事前に出来る工事を出来る限り行って、2日間で完成させます!

電音エンジニアリング

改修工事を行う宴会場はとても稼働率が高く、
連日宴会の予約が入っており、工事に充てられる日程は2日とのこと。

ホテル様から工期を伸ばす提案もいただきましたが、
お客様にご迷惑をかけるわけにはいきません。

そこで、事前に現行の音響システムに影響しない範囲で配線工事を行い、
音響卓も自社の組み立てラインで事前に組立・配線と、
チェックを行った後にホテル様へ納品
することに。

当日の作業は機器の取り付けだけで済むように準備を行い、
2日で工事が完了し、ホテル様への取り扱い説明も終えられるように調整しました。


Step4 3月下旬、
無事に工事が完了!!!

 

Keyword「事前チェック」

ホテル様

ありがとう!短期間でよくここまでやったよね!
本当に完成するとは思っていなかったよ。笑


今後も精進しますので、引き続きよろしくお願いします!

電音エンジニアリング


アフターフォローでホテル様へ伺ったところ、
いつもは手厳しいホテルの担当者様も満足の仕上がりに。

驚くことに、この超特急工事がちゃんと終わったのか、
実際に見るまでは半信半疑だったそう…笑

この時のお話は担当者様と私の間で、今でも笑い話になっています。



今回の事例は、かなりスピーディーな話でしたが、
音響設備改修のウラ側が伝わったでしょうか。
今回のポイントは4つ


  1. ホテル様の「予算と期間」に応じたご提案

  2. 「現場目線」をふまえたシステム設計

  3. 細部までこだわり「見た目も美しく!」

  4. 「事前チェック」で現場作業の軽減と品質保証



時間が限られた中での改修工事になりましたが、
「より良いシステムをご提供したい!」という気持ちは忘れません。
お客様のご要望にお応えするため、常に全力で取り組んで参ります!!

宴会場設備の改修は、ぜひ電音エンジニアリングにご相談ください!!