施設の受付・エントランスは、利用者や来訪者が最初に目にする、施設の印象を左右する場所です。
大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校様では、在校生への情報発信に加え、オープンキャンパスなどで多くの来校者を迎える一方、エントランスの圧迫感や殺風景さ、情報発信設備を十分に活用できていないことが課題となっていました。
そこで電音エンジニアリングは、エントランス中央の大きな柱を活用してLEDビジョンを設置し、日常の案内からイベント時の映像演出まで対応できる情報発信設備へと転換しました。
さらに、隣接するグループ校の大阪ホテル・観光&ウェディング専門学校様の新築校舎でも、受付のLEDビジョン、大型プロジェクター、音響設備を施工しています。
本記事では、来訪者を迎える空間の改善と、内装デザインや利用目的に合わせた設備づくりをご紹介します。
この記事の目次
導入概要

【導入先】
大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校
https://www.culinary.ac.jp/(外部サイト)
大阪ホテル・観光&ウェディング専門学校
https://www.jikei-hospitality.ac.jp/(外部サイト)
【導入設備】
LEDビジョン、3D映像コンテンツ、プロジェクター
【主な用途】
情報発信、映像演出、授業・実習
【主な改善点】
空間の印象改善、情報の視認性向上
圧迫感のある柱が目立ち、情報発信にも活かせていなかったエントランス
大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校様の校舎エントランスには中央に大きな柱があり、来校者が最初に目にする場所に立っていることで空間全体に圧迫感が生じ、やや暗く殺風景な印象になっていました。

建物の改修に伴い、以前は柱の近くにあった受付を奥へ移動させたことで空間がすっきりした一方、残った柱が更に目立ちやすくなるという課題が生じました。

エレベーター横には情報発信の小型モニターが設置されていたものの、設置位置が高く目に入りにくい状態で、情報を届ける設備として十分に活用されているとは言えませんでした。

エントランスはガラス張りで外光が多く入るためプロジェクターでは映像が見えにくくなる可能性があり、明るい環境でも視認性を確保しやすい表示方法を検討する必要がありました。
柱の二面をLEDビジョンに変え、来校者を迎える情報発信空間へ
電音エンジニアリングは、入口付近の柱を隠すのではなく、その二面を情報発信に活用するLEDビジョンをご提案しました。
空間上の制約となっていた柱に映像表示の機能を加えることで、柱だけが目立っていた場所を学校の案内や映像を発信する設備へと変えています。



LEDビジョンは明るい環境でも表示を確認しやすく、ガラス張りのエントランスを通して屋外からも見えるため、館内の案内だけでなく、学校の印象づくりにも活用できます。

通常時は在校生向けの案内を表示し、オープンキャンパスなどのイベントでは3D映像へ切り替えています。
利用場面に応じて表示内容を変えられるため、日常の情報発信とイベント演出の両方に活用できます。

LED導入後はエントランス全体が明るく開放的な印象になり、太い柱による圧迫感なども軽減されました。
館内へ入ってすぐの位置に大きな映像が表示されることで、来校者や在校生の目にも情報が入りやすくなっています。

LEDビジョンは屋外からも見えるため、通行する人にも強いインパクトを与えています。
特に夜間は映像が際立ち、学校の存在を印象づける設備としても活用されています。
学校の特色を伝える3Dコンテンツも制作
LEDビジョンは、設備を設置するだけでは十分に活かせません。
電音エンジニアリングでは、来校者の目を引き、学校の特色を伝える3Dコンテンツもあわせて制作しました。
映像には、ブライダル、飲食、コーヒー・バリスタなど、同校の学科やカリキュラムに関連するモチーフを取り入れています。
学校で学べる内容が直感的に伝わるよう、映像の構成から3DCG制作、編集まで自社で対応しました。



二面LEDビジョンの大きさや設置場所を活かした映像にすることで、オープンキャンパスなどのイベントで来校者の目を引き、進学を検討する学生へ学校の特色を印象的に訴求できるコンテンツとしています。
電音エンジニアリングでは、設備の導入に加え、表示する内容や活用場面まで踏まえたコンテンツをご提案します。
導入後のコンテンツ追加や更新、運用に関するご相談にも対応し、LEDビジョンの継続的な活用を支援します。
大阪ホテル・観光&ウェディング専門学校の新校舎に映像・音響設備を整備
グループ校である大阪ホテル・観光&ウェディング専門学校様の新築校舎でも、各フロアの用途に合わせて映像・音響設備を整備しました。
同校の新築校舎は2027年4月から本格的な利用を予定しており、現在は主に週1回のオープンキャンパスなどで活用されています。

1階の受付背面にはLEDビジョンを設置。
受付近くにはパソコンを接続できる環境を設けており、今後の運用内容に合わせて映像や情報を柔軟に表示できる構成です。

3階のドレスルームには大型プロジェクターを導入。
実習だけでなく、映像や資料を投影しながら座学の授業を行うといった複数の用途に活用できる環境を整えています。
内装デザインを損なわず、実際の婚礼にも対応できるチャペルへ
大阪ホテル・観光&ウェディング専門学校様の新築校舎の中でも、特に力を入れて整備されたのが4階のチャペルです。
ブライダルプランナーを目指す学生の実践授業に加え、実際の婚礼で使用されることも想定し、映像・音響設備と操作環境を構築しました。

滋慶学園グループの内装設計・デザイン会社が手掛けたチャペルの内装は、天井に木製の装飾が施され空間全体の雰囲気や没入感を重視したデザインとなっています。
中央には大型スクリーンとプロジェクターを設置し、婚礼演出や授業での映像投影など、さまざまな用途に対応できる環境を整えました。


一方、天井の装飾や内装デザインを前提にすると一般的な位置へのプロジェクター設置が困難なほか、学校側からもチャペルの没入感を損なわないよう、プロジェクターやスピーカーなどの機材をできるだけ目立たせたくないという要望がありました。

そこで当社からは、スクリーンに近い位置から映像を投影する構成をご提案。
設置位置や投影方法を調整することで、内装デザインや空間の意図を損なわず、必要な大きさの映像を投影できる環境を実現しています。

スピーカーも壁面への埋め込みと天吊りを組み合わせ、機材を隠してもチャペル内へ必要な音声を届けられるよう設計しました。
内装を設備に合わせて変更するのではなく、すでに設計された空間と学校側の意図を尊重しながら、必要な機能を組み込んでいます。

また、『学生に実践的なオペレーションを学ばせたい』という学校側からの要望に対しては、当社が培ってきた婚礼現場のオペレーションに関する知見を活かし、実際の婚礼を想定した機材操作に対応できる構成をご提案しました。
日常的な使いやすさを確保しながら、学生が実務に近い環境で操作を学べる設備としています。
お客様の声

大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校/大阪ホテル・観光&ウェディング専門学校
局長 吉田様
エントランスのLEDビジョンは画面が大きく、以前よりも情報が伝わりやすくなりました。
空間全体も明るい印象になり、太い柱がそのまま残っていた場合に感じられた圧迫感も軽減されたと思います。
導入後は、スタッフが表示するコンテンツを自ら提案・制作するなど、積極的に情報を発信しようという意識が生まれたことも大きな変化です。
電音エンジニアリングは、こちらの要望をまず受け止め、実現する方法を考えてくれます。
希望した方法での対応が難しい場合も、単に「できない」で終わらせず、別の方法を提案しながら出来る限り希望に近い形を検討してもらえます。
大阪ホテル・観光&ウェディング専門学校の新築校舎でも機材を個別に提案するのではなく、内装デザインや空間の使い方、授業での運用まで含め、システム全体として検討してもらいました。
学校側だけでは映像や音響、照明の効果的な活用方法まで思いつかないこともあります。
今後も専門的な知見を活かし、新たな活用方法を積極的に提案してもらいたいと思っています。
空間の課題やデザインに合わせた映像・音響設備をご提案します
受付・エントランスやショールームなど、施設の第一印象を左右する空間では、来訪者の動線や外光、内装デザインまで踏まえて設備を計画することが重要です。
電音エンジニアリングでは、LEDビジョンやプロジェクター、音響設備、操作システムを個別に提案するのではなく、空間の課題や利用目的に合わせてシステム全体を設計します。
受付を明るく印象的にしたい、情報を分かりやすく届けたい、内装デザインを損なわずに映像・音響設備を導入したいといった段階からご相談いただけます。



