社内表彰式やキックオフイベントを毎年開催していると、「演出が例年と似た内容になってしまう」「会場を華やかにしたいが、何を変えればよいか分からない」といった課題が生じることがあります。
WINTICKET様のビジョンプレゼンテーションや社内表彰式が行われた「R/E Conference2026」では、会場に常設された湾曲LEDビジョンの存在感を生かしながら、ステージから客席まで広がる照明演出を行いました。
本記事では、ムービングライトやLEDテープライト、ワイヤレスのテーブル照明を組み合わせ、会場全体を華やかに彩った事例をご紹介します。
この記事の目次
イベント概要
「R/E Conference2026」は、WINTICKET様が年に一度開催している社内イベントです。
第一部ではビジョンプレゼンテーションと表彰式、第二部では懇親会が行われ、約150名が参加しました。

【催事名】
WINTICKET R/E Conference2026
【会場】
ヒルトン東京
【参加人数】
約150名
【プログラム内容】
第一部 ビジョンプレゼンテーション・表彰式
第二部 懇親会
電音エンジニアリングの担当業務
当社は、映像・音響・照明機材の設営から本番のオペレーションまでを担当しています。
音響:ラインアレイスピーカーを含む音響機材の設営・オペレーション
映像:湾曲LEDビジョンへの映像表示、仮設映像機材の設営
スライド・VTR・ライブカメラの送出・オペレーション
照明:ムービングライト、LEDテープライト、ワイヤレスのテーブル照明などの設営・オペレーション
存在感のある湾曲LEDビジョンに負けない演出を
今回の会場となったヒルトン東京には、大型の湾曲LEDビジョンが常設されています。
WINTICKET様からは、『このLEDビジョンの存在感に照明が埋もれないよう、会場全体を華やかに見せる演出を取り入れたい』というご要望をいただきました。

一方で、照明の台数を増やすだけではLEDビジョンと照明がそれぞれに主張し、双方の良さを十分に生かせない可能性があります。
そこで、ステージ上だけに照明を集中させるのではなく階段や客席のテーブルにもアクセントとなる光を配置して、映像とのバランスを保ちながら、参加者がイベントの演出を会場全体で感じられる空間を目指しました。
場面に合わせて見せ方を変えた湾曲LEDビジョン
会場常設の大型LEDビジョンは、表示するコンテンツやイベントの進行に応じて画面構成を切り替えました。

イベントのキービジュアルや各賞のタイトル、VTRを見せる場面では、画面全体を使って映像を大きく表示。
湾曲した画面の広さを生かし、ビジュアルを印象的に見せる構成としました。

一方、表彰やスピーチの場面では、画面の両側にライブカメラの映像を表示しました。
会場後方からも登壇者や受賞者の様子が見やすいよう、プログラムに応じて画面構成を切り替えています。
同じLEDビジョンでも常に同じレイアウトで表示するのではなく、VTR、プレゼンテーション、表彰、スピーチといった各場面に応じて構成を変更することで、進行内容が伝わりやすい映像演出を行っています。
複数の照明を組み合わせ、会場全体を演出
今回の照明演出では、ムービングライト、LEDテープライト、ワイヤレスのテーブル照明を組み合わせました。
個々の機材を目立たせることが目的ではなく、ステージから客席まで演出の範囲を広げ、会場全体を華やかに見せるための構成にしています。
イベントの進行に合わせて照明の動きや色を切り替え、ステージだけでなく、参加者が過ごす客席まで含めて彩りました。



ムービングライトで表彰シーンを華やかに
ステージ周辺には、光の向きや動きを自在に変えられるムービングライトを設置しました。
参加者の視線が集まるステージ上で光を大きく動かすことで、イベント全体の華やかさを印象づけています。
表彰式では受賞者の登壇に合わせて照明をダイナミックに動かし、ステージへ注目が集まるよう演出しました。
また、照明色はゴールドと緑の2色を中心に構成し、場面に応じて使い分けています。


進行に合わせて光の動きや色合いに変化をつけることで、参加者を飽きさせず、表彰の瞬間を印象的に見せる演出を目指しました。
LEDテープライトでステージの輪郭を強調
LEDテープライトは、ステージや階段の縁に沿って設置しました。
ムービングライトなどほかの照明と連動させることで、メイン照明を補完しながら会場全体の華やかさを高めています。
暗転時にはLEDテープライトの光を際立たせ、明るいシーンとは異なる神秘的な空間を演出しました。
ステージや階段の形状に沿って設置できるため、空間に奥行きやアクセントを加えられる点も特徴です。


また、LEDテープライトは空間の形状に沿って設置しやすく、ステージや階段に限らずさまざまな場所へ光の演出を加えられます。
会場や演出内容に応じて設置場所を柔軟に変えられるため、空間全体を彩るアクセントとして幅広く活用できます。
テーブル照明で客席まで演出を拡張
客席の各テーブルには、遠隔操作が可能なワイヤレス照明を設置しました。
ステージ周辺だけで照明演出を完結させるのではなく、テーブル上の照明もムービングライトと連動させることで、演出の範囲を客席まで広げています。
会場全体の色が一斉に切り替わるため、参加者も演出の中に入り込んでいるような一体感を生み出せる点も特徴です。


また、シェードのデザインを変更することで、イベントのテーマや用途に合わせて印象を変えられます。
企業イベントからパーティー、懇親会まで、幅広いシーンに取り入れられる汎用性の高い照明です。
表彰式やキックオフイベントでは、会場設備やプログラムに応じて、取り入れられる演出も異なります。
「リアルイベント事例集」では、当社が携わった表彰式、周年イベント、学会・講演会などの実例を写真とともにご紹介しています。
ラインアレイスピーカーによる音響オペレーション
音響にはラインアレイスピーカーシステムを使用し、ビジョンプレゼンテーション、表彰式、懇親会の進行に合わせたオペレーションを行いました。
イベントでは、登壇者のスピーチや司会進行、VTRの音声など場面によって扱う音声が異なるため、映像や照明と同様に、本番の進行を確認しながら各場面に合わせて音声を送出しました。

お客様のコメント
Q.イベントを終えての電音エンジニアリングの印象を教えてください

細かなところまでサポートしていただき、どんなときでも頼りになる存在です。
Q.準備~本番の中で、何か印象的な出来事・エピソードがあれば教えてください

当日の急な変更も多く、複雑なオペレーションだったかと思いますが、皆さんの技術力、対応力に助けられました。
Q.今後、電音エンジニアリングに期待していることはありますか?

イベントのマンネリ化を防ぐために様々な機材を提案していただけると大変ありがたいです。
アワードやキックオフイベントの演出をまとめてサポート
今回のイベントでは、映像・音響・照明機材の設営から、本番のオペレーションまで当社が一括して担当しました。
企業イベントでは、映像・音響・照明をそれぞれ異なる会社へ依頼する場合もあります。当社では、各分野を一社でまとめて相談できるため、複数の依頼先との調整にかかる負担を抑えながら準備を進められます。
また、具体的な機材や演出方法が決まっていない段階からのご相談にも対応しています。お客様のご要望を受け取るだけでなく、会場設備やプログラムを確認しながら、イベントに合った演出内容を一緒に検討します。
「例年とは違う演出を取り入れたい」「会場を華やかに見せたい」「参加者の印象に残るイベントにしたい」といったご要望もご相談ください。



