会議や国際会議など、複数の参加者が順番に発言する場では、マイクの本数や発言者の切り替えなど、音響設備の運用が重要になります。
リクエストマイクは、参加者ごとにマイクを設置し、発言のON/OFFや同時発言人数などを制御できる会議用マイクシステムです。
この記事では、リクエストマイクの基本的な特徴と、実際の国際会議での導入例をご紹介します。
リクエストマイクとは
リクエストマイクとは、会議参加者ごとにマイクを設置し、発言のON/OFFや音量、同時発言人数などを制御できる会議用マイクシステムです。
多人数の会議でも発言者を管理しやすく、複数のマイクを使用する場面でも会議進行を整理しやすい点が特徴です。参加者ごとにマイクを設置できるため、発言のたびにマイクを受け渡す必要もありません。
より詳しい機能や一般的な会議用マイクとの違いについては、別の記事で詳しく解説しています。上位記事では、発言順や同時発言数の制御、一般的な有線マイクとの違い、利用シーン、導入前の確認事項などを紹介しています。
リクエストマイクの機能や選び方を詳しく知りたい方へ
リクエストマイクと一般的な会議用マイクの違いや、利用シーン、導入前に確認したいポイントについて、こちらの記事で詳しく解説しています。
リクエストマイクの主な機能

手元でマイクのON/OFFを操作
マイクは手元のスイッチでON/OFFを切り替えることができます。
発言中はランプが点灯するため、誰が発言しているかを視覚的にも確認しやすく、複数人が参加する会議でも発言者を把握しやすくなります。

管理側から発言状況を制御
制御機器では、マイクの音量調整やON/OFFに加え、同時に発言できる人数を設定可能です。
複数人が参加する会議では、発言が重なると内容を聞き取りにくくなることがありますが、発言人数を制御することで、会議の進行に合わせて発言環境を整えやすくなります。
国際会議での導入例
会議運営を担当するイベント企画会社から、官公庁主催の国際会議でのマイクシステムについてご相談をいただきました。

会議は10~30人規模で、複数の参加者が順番に発言する形式でした。
そこで電音エンジニアリングは、参加者ごとにマイクを設置でき、同時に発言できる人数も制御できるリクエストマイクをご提案。

機材を選ぶだけではなく、会場の広さや参加人数、必要なマイク台数、会議の進行方法まで確認し、本番で使いやすい構成を検討しています。
あわせて、必要機材の確保や動作確認、設営方法なども事前に調整しました。

設営から本番、撤収までは複数日にわたり、途中で一度マイクを撤去し翌日に再設営する工程もありましたが、イレギュラーな進行にも対応できるよう、事前に作業手順や機材構成を整理し、現場での設営・撤収を行っています。
こうして、本番では大きな音響トラブルもなく、複数の参加者が発言する会議を進行することができました。
リクエストマイクは、単にマイクの本数を増やすための設備ではありません。
参加人数や発言方法に合わせて機器を選定し、発言者の切り替えや音量管理まで含めて設計することで、多人数が参加する会議でも運営しやすい音響環境を整えることができます。
会議室の映像・音響設備を見直したい方へ
マイクだけでなく、スピーカーやWeb会議用カメラ、映像設備などを含めて、会議室全体の設備を見直した事例をご紹介しています。
会議用マイク・音響設備について
電音エンジニアリングでは、会議室や国際会議、イベントなど、利用シーンに合わせたマイク・音響設備をご提案しています。
参加人数や会場の広さ、会議の進行方法などを確認し、リクエストマイクをはじめ、用途に適したマイクシステムを選定します。
「どのマイクを選べばよいか分からない」「複数の発言者がいる会議の音響設備を見直したい」といった検討段階からご相談いただけます。





