2020年4月、弊社(電音エンジニアリング)は事業拡大に伴い「新宿オフィス」を新たに開設しました。
Web担当の我々と、メディカルシステム担当が勤務しています。
オフィス開設のために机や椅子、備品など様々な準備をしました。BGM設備の施工もその一つです。
しかし、新しいオフィスには音響設備がありません。そこでスピーカーの設置とBGMソフト「FaRao PRO」の手配を行いました。
500以上の多彩なチャンネルを持つBGMサービスで、弊社のお客様にも多数導入されています。
タイマー機能を使ってチャンネルを切り替えることができるので、曜日・時間帯別にあわせたBGMチャンネルの設定ができる便利なサービスです。
1階、2階に天井埋込スピーカーを4台ずつ取付。パワーアンプとFaRao用のタブレットは2階に置く、シンプルなシステム構成です。
1階・2階に分かれてスタンバイ。配電盤を使ってスピーカー用の配線を通します。
STEP1
まずはオフィス内の環境を確認しながら、スピーカーの設置位置を決定します。
STEP2
設置位置が決まったら、点検口などを用いてスピーカーを接続するための配線を通します。
STEP3
専用の機械でスピーカーを取り付けるための穴を開けます。
STEP4
通しておいた配線をスピーカー本体に接続して天井の中へ…
スピーカー本体を天井にはめ込んだら、パネル(グリル)を付けてスピーカー天井の穴を覆います。
ボリュームコントローラーの設置位置を決めたら、まずは壁の中に配線を通します。
カバーを取付たら本体と配線を接続し、はめ込んだら設置完了です。
※今回は壁がコンクリートのため、ボックスによる設置となりました。
音源(タブレット)とパワーアンプ、スピーカーを接続します。
機器の設置・接続を終えたら、実際に音を出しながらボリュームの調整を行います。
調整を終えた後、最終確認として各スピーカーとボリュームコントローラーの動作確認を行います。
また、作業中に機器や床・什器についてしまったホコリの掃除も行い、ピカピカの状態で作業を終えます。
工事責任者がタブレットの使い方などをユーザーに説明してBGM工事は終了です。
今回のBGM工事はシンプルな機器構成でしたが、このブログでは紹介しきれない程、随所に“職人技”が光っていました。
貴重な現場の様子を知ることができ、大変興味深い時間でした!
今後もこのような機会があれば、導入事例としてご紹介します!