学生が会場への参加と配信での視聴を選択できるよう、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッド型で開催しました。
配信・映像・音響・照明オペレーションと、説明会内で上映した映像の制作はすべて社内スタッフが担当しました。
この記事の目次
新卒採用会社説明会に必要な技術サポート
ハイブリッド型の新卒採用会社説明会に必要なオペレーション・映像制作を担当しました。
運営:リハーサルの管理/進行ディレクション
映像/配信:Zoomウェビナーの設定および当日の運用
配信映像及び会場映像のスイッチング(カメラ/VTR/PCの切り替え)
配信映像の画面構成
撮影
音響:各種調整(マイク/PC音声/配信音声)
照明:会場照明/スポットライトの調整
映像制作:投影用映像コンテンツの制作
新卒採用会社説明会のポイント
オンライン開催により参加者が昨年比145%に増加!
説明会のオンライン開催は、当社では初めての試みでした。
結果として学生にとっては、説明会へ参加するハードルが下がって手軽に参加できるようになったため、参加者の間口を広げることができました。
さらに、これまで参加がむずかしかった地方の学生に視聴してもらうことができました。
学生の9割がオンライン説明会の経験者
オンライン説明会に参加経験がある学生は、就職活動中の学生の9割(※1)に上っています。
そのため、学生にとっては「オンライン説明会は主流であり、開催されて当たり前」という感覚であるといえます。
一方で、志望度の高い学生には「実際に社員にあって説明を受けたい」と思う方も多いはずです。
そのため今回は、会場への参加とオンラインでの視聴のどちらの需要にも応えるため、ハイブリッド型で開催しました。
※1 株式会社ディスコ キャリタスリサーチ 「4 月 1 日時点の就職活動調査」より引用
Zoomミーティングを活用したオンライン配信業務
会場では進行の撮影と配信オペレーションを行い、感染症対策を行った上で学生の参加スペースを設けました。
オンライン参加者にはZoomウェビナーで視聴してもらいました。
説明会内では、右の図のようにZoomを通じて社内研修中の1年目社員が出演し、リアルな入社後の様子を伝えました。
また質疑応答時には、先輩社員が会場で回答を行いました。
リアル会場からはその場で質問を募集し、オンライン参加者からはチャットや挙手機能を活用しながら、学生と先輩社員の活発な交流を行うことができました。
説明会の課題「限られた時間内で会社の魅力を伝える」には?
毎年人事担当者を悩ませるのは
「短い時間内に最大限会社の魅力を伝える方法」ではないでしょうか。
2021年4月に公開された「4月1日時点の就職活動調査」内の「企業セミナーで不快に思ったこと」の上位結果をみると、
1位 内容に乏しい
2位 所要時間が長すぎる
3位 説明・プレゼンテーションが下手、わかりにくい
となっており、学生から第一に求められるのが「充実した内容」であることが分かります。
その課題を解決するために有効なのが「映像」の活用です。
学生との距離感が縮まる!映像のメリット
例えば社風を伝えようとしたときに、
「気軽に相談できる風土です」と言葉で伝えるのと、
実際に働く社員の様子を映像で伝えるのと、どちらがより多くのイメージを共有できるでしょうか。
断然、後者であるのは想像できるかと思います。
企業のリアルな雰囲気を開示して学生に親近感を持ってもらうことで、学生が志望度を上げる後押しにも繋がります。
このように、説明会において映像の持つ「正確な情報を一度に多く伝えられる」という利点を活かして、映像素材を活用していくことは重要なポイントです。
映像制作チームによる映像コンテンツ
当社でも今回の説明会では、オープニング動画と事業紹介動画として、合計6本の映像を上映しました。
これらの映像は、当社映像制作チームが制作しました。
使用した映像(一部抜粋)
説明会でこのような映像を取り入れることで、事業内容への理解を短時間で深めてもらうことができます。
当社の映像制作チームは、イベントに合わせてクオリティの高い映像の制作が可能です。
人事担当者のコメント
説明会のオンライン開催は初めての試みでしたが、配信と映像コンテンツを取り入れたおかげで、満足のいく結果となりました。
学生のアンケートからは「内容の充実感があった」「会社の雰囲気が伝わった」との声をいただきました。
配信当日は、Zoomの設定や配信画面の確認など、配信チームが細かくアドバイスしてくれたおかげで、安心して開催できました。
「説明だけだと飽きられてしまうかも」と思って用意した映像にも、学生が興味を持って見てくれている様子が見られてよかったです。
コロナが収束してもオンライン説明会は活用されていくと思うので、また来年も配信と映像の良さを活かして学生へアピールしていこうと思います。
説明会だけでなく、ウェビナー、表彰式など各種イベントでのオンライン配信業務、映像制作のご依頼をいただいております。
イベントの技術面に関してお悩みでしたら、ぜひお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
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