ポップカルチャーと先端テクノロジーが交差する未来体験イベント『ちょっと先のおもしろい未来-CHANGE TOMORROW-≪ちょもろー≫』。
東京・竹芝エリアを舞台に毎年開催されている本イベントは、テクノロジーとエンターテインメントを通じた“町おこし”の取り組みとしても注目を集めています。
今回の「ちょもろー2025」では、野外ステージの本格活用と没入型デジタル・スポーツの登場により、これまで以上に多層的で“未来らしい”エンターテインメント体験が展開され、多くの来場者で賑わいました。
その中でも、オープニングパレードを中心とした野外ステージの盛り上がりや、注目を集めたモーメントファクトリーによる没入型デジタル・スポーツの体験エリアについて、当日の様子と会場演出のポイントを中心にご紹介します。
この記事の目次
イベントの概要

催事名
ちょっと先のおもしろい未来-CHANGE TOMORROW-≪ちょもろー≫2025
https://www.change-tomorrow.tokyo/
(外部リンク)
会場
東京ポートシティ竹芝、アトレ竹芝シアター棟
https://tokyo-portcity-takeshiba.jp/
(外部リンク)
「ちょもろー」は、“ちょっと先のおもしろい未来”をテーマに、
東京ポートシティ竹芝を中心としたエリアで開催される都市型イベントです。
テクノロジー、カルチャー、アート、スポーツが融合した体験型コンテンツが特徴で、
地域と連動したイベント設計により、竹芝エリアの賑わい創出や町おこしの一環としても展開されています。
イベントの背景やこれまでの取り組みについては、前回の開催レポートでも詳しく紹介していますので、
あわせてご覧ください。
イベントの見どころ
竹芝エリアを活用した野外ステージとオープニングパレード
今回のちょもろーは、オープニングパレードをはじめ、キッズダンスやミニライブ、アワード授賞式のステージなど、多くの演目が野外エリアで実施されました。
このような屋外イベントでは、時間帯による光量の変化や残響特性、周囲環境のノイズを踏まえた音響調整が不可欠です。
日中は自然光に負けない照明のアプローチ、夕方以降は視線誘導と世界観づくりを担う色温度・照度のコントロールなど、屋内とは異なる最適化が求められます。また、映像演出も環境光を考慮したバランス調整が鍵となりました。
こうした多様な条件に合わせ、各ステージで音響・照明・映像の調整を行い、演者と観客双方が心地よく楽しめる空間を作り出しました。
イベントの幕開けを飾るオープニングパレードでは、屋外で移動するキャストや演者との距離、周囲の反響、路面や建物からの反射音など、刻々と変化する環境への配慮が欠かせません。
そうした中で、音量や音質を細かく調整しながらオペレーションを行い、移動中でも一体感のあるサウンドを維持。
その結果、パフォーマンスの高揚感を損なうことなく、来場者の期待感を高める演出につなげることができました。
デジタル・スポーツが楽しめる没入型イベントエリア
Moment Factory の拡張ゲーム
今回の新たに登場した拡張ゲーム体験エリアでは、電音エンジニアリングが照明を軸とした空間演出を行いました。
ポール型のLED照明と、天井から床へ照射するスポットライトを組み合わせることで、空間の広がりや奥行きを視覚的に強調し、没入感の高い体験を創出。こうした照明設計により、体験者をゲームの世界へと引き込む立体的な演出が実現しています。
その空間で展開されたのが、世界的マルチメディアスタジオ「Moment Factory(モーメントファクトリー)」が開発した没入型デジタル・スポーツ体験です。
光・映像・音響を統合したインタラクティブな設計により、空間そのものがプレイヤーの動きに反応し、従来のeスポーツとは異なる体験価値を生み出しています。
床に投影された光のマスを踏んでゴールを目指す競技や、ホッケーのように壁面の光を狙って当てる対戦型ゲームなど、身体と頭を同時に使う新しい“拡張スポーツ”として幅広い世代に人気を集めていました。
デジタル・スポーツは視覚的な情報だけでなく、音響や照明も没入感をつくり出す重要な要素です。
ゲームの動きに合わせた反応音、空間全体の照明演出などが体験者の動きと演出が一体となることで、体験者をゲームの世界へと引き込みます。
ちょっと先のおもしろい未来実行委員会 様よりコメント
カナダを拠点とする世界的なマルチメディア・スタジオMoment Factoryによる拡張ゲーム(Augmented Games)の日本初上陸は、大きな話題を呼びちょもろーに新風を吹かせました。
ライブスポーツの興奮とビデオゲームの没入感を融合させた、全く新しい体験型コンテンツで、ウェアラブルデバイスを一切必要とせず、自身の身体だけをコントローラーとして直感的にプレイできる革新性が特徴です。
身体を動かす楽しさとデジタルのインタラクティブ性を両立させ、テクノロジーとフィジカルな遊びが交差する未来のエンターテインメントとして熱狂する来場者の様子が印象的でした。
この世界観を共に生み出すことに貢献してくれたオペレーションチームの皆さまには心からのリスペクトと賛辞をお伝えしたいです。
多彩なステージ演目と技術の舞台裏
日中の屋外で行われたキッズダンスステージでは、曲ごとのリズムや構成に合わせた音響調整や映像演出を実施。
自然光の強い時間帯でもパフォーマンスが映えるよう、ステージ全体のバランスを取りました。
大型スクリーンを活用したライブビューイングでは、夜間のステージ環境を活かし、映像の視認性と照明演出のバランスを重視しました。
スクリーン映像が際立つよう明暗や色味を調整し、ステージ全体に華やかさと一体感を演出しています。
さらに、観客の一体感や高揚感を引き出す音響設計により、屋外でありながらライブ会場さながらの臨場感を実現しました。
ちょもろーでは毎年恒例となっている、ALS当事者である EYE-VDJ MASA 氏による脳波を用いたステージパフォーマンスが、今年も実施されました。
脳波の動きに連動する映像表現や音響演出において、パフォーマンスの魅力が的確に伝わるよう、音響・照明・映像のオペレーションを行いました。
当社ではお客様とのコミュニケーションを大切に、テクニカル部分の他にもイベント進行や運営を一緒に考え、イベントの成功をお手伝いいたします。
イベントの開催をお考えの際は、是非お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。