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いつもの社内行事が「演出」で生まれ変わる|「浮かせるLED」の成功事例

DACグループ様は、総合広告事業・人材ソリューション事業・観光ソリューション事業・グローバル広告事業の4領域で全国展開されている企業です。
本総会には、約600名の社員の皆様が参加し、正賓スタイルによる表彰式や事業報告、方針発表が行われました。
本事例では、当社が保有する新製品の高精細LEDビジョンをステージ演出に採用し、どのような設計・運用によって空間全体の視認性と演出効果を高めたのかを、実際の活用方法とともにご紹介します。

本記事の読みどころ

●高精細LEDビジョンをステージ演出の成功例
●恒例行事をマンネリさせない秘訣
●設計・運用によって空間全体の視認性と演出効果を高めた方法とは?

イベント概要

催事名:
2025 DAC Group Final Stage
~MORE THE DAC 今より、もっともっと、進もう。~

会場:
ザ・プリンス パークタワー東京 コンベンションホール

参加人数:630名

プログラム:

・オープニング:社員太鼓部 演奏
・社歌合唱:社員管弦楽団 演奏

・研修発表
・表彰式 

・方針発表

担当業務

映像機材の設営から表示・配信の制御、当日のオペレーションまでを一貫して担当。

映像:高精細LEDビジョン(1.9mm)および400インチスクリーン2面+プロジェクターによる映像表示、カメラ/VTR/PCの切り替えを含む映像スイッチング、ステージ撮影および各支社へのライブ配信を担当。

課題への取組み:マンネリ化を打破する「浮かせるLEDビジョン」

毎年開催されるイベントにおいて、最大の課題は「マンネリ化」です。特に会場が同じ場合、既視感をどう拭うかが重要になります。
電音エンジニアリングでは企画制作を務めるポマト・プロ様より依頼を受け、本総会の映像・配信業務を例年担当しています。今回は、「前回と同じ会場で異なる空間づくりをしたい」ということで、ステージ演出の要として床置きが一般的なLEDビジョンをあえて「天井から吊るす(浮かせる)」構成が採用されました。この構成に対し、弊社では高精細な表示が可能なLEDビジョンを提案。目線より高い位置に設置されるレイアウトでも、映像や文字、登壇者の表情まで鮮明に伝えられる点が評価されました。また、軽量設計のため天井吊りにも対応しやすく、演出意図を損なわない形での設置が可能となっています。

電音ENGのこだわり:マンネリ打開と安全性の両立

LEDを「浮かせる」ことで視認性と演出効果を最大化

ステージ上のLEDビジョンを短冊状に配置し、空中に浮遊させるデザインを採用しました。これには2つの大きなメリットがあります。

  1. 視界のストレスフリー化: 床置き機材を排除することでステージ上がすっきりとし、後方の席からでも登壇者の全身やパフォーマンスが機材に遮られることなくクリアに見えます。
  2. 圧倒的な「フェス感」の演出: 頭上に映像が展開されることで、会場全体を包み込むような没入感が生まれます。無骨なトラス(骨組み)と最新のLED映像が融合し、企業の勢いを感じさせるダイナミックな空間が完成しました。

1.9mmピッチの高精細LEDが作る「撮影したくなる空間」

表彰式では、受賞者の同僚が撮影したスマホ動画やお祝いメッセージが流されました。 今回採用した1.9mmピッチの高精細LEDは、近距離で見てもドット感(粒状感)がほとんどありません。そのため、参加者が客席からスマホでステージを撮影しても、モアレ(縞模様のノイズ)が出にくく、感動的な瞬間を鮮明に記録・共有いただけます。

会場全体を「一面」と捉える映像オペレーション

横に広い会場特性に合わせ、中央のLEDビジョンと左右の400インチスクリーンを1台のプレゼンテーションスイッチャーで統合制御しました。

中央と左右でバラバラに映像を出すのではなく、会場の端から端まで映像が連動して動くよう設計。照明チームとも連携し、光と映像がシンクロすることで、どの席に座っていても疎外感のない、一体感のある視聴体験を提供しました。

レイアウトに合わせた映像制作

短冊のサイズに合わせてタテ型の映像コンテンツを制作いただきました。特に表彰式では、受賞者の部署のみなさまがスマホで撮影したお祝い動画を流すことで、なごやかな空気感が生まれていました。

徹底した安全管理と施工計画

重量のあるLEDビジョンを天井から吊るすには、高度な安全管理が求められます。私たちは施工会社と連携し、LEDパネル吊り下げ用の仮設構造物について、耐荷重計算や固定位置の検証を綿密に実施。「安全で、かつ美しく見える位置」をミリ単位で調整し、万が一の揺れにも耐えうる堅牢な設営を行いました。

固定金具の指示書を事前に準備し情報共有しながら連携

お客様からのコメント

イベントを終えての電音エンジニアリングの印象を教えてください

今回のイベントでは、電音エンジニアリングさんがクライアントや私たち制作の意図・希望に真摯に寄り添い、実現に向けて丁寧に形にしてくださったことがとても印象的でした。難しい条件が重なる場面でも、「どうすればできるか」を一緒に考えながら前向きに取り組んでくださり、大きな安心感がありました。
特に、タイトな設営時間の中でも、人員計画を含めて全力でご対応いただいたおかげで、イベントを無事に成功へと導くことができました。

準備~本番の中で、何か印象的な出来事・エピソードがあったら教えてください

LEDビジョンを採用するにあたり、映像素材の制作が非常に重要な工程となりました。その中で、電音エンジニアリングさんには、サイズやフォーマットの最適化に向けて何度も検証と調整を重ねていただきました。
本番に向けて繰り返しテストを実施し、細部まで丁寧に確認してくださったおかげで、安心して当日を迎えることができました。粘り強いご対応に心より感謝しています。

今後、弊社に期待していることはありますか?

一緒に新しい演出に挑戦していきたいです。より効果的な見せ方や、これまでにないアイデアをご提案いただきながら、より魅力的な体験づくりを一緒に実現していければ幸いです。

当社スタッフのコメント

LEDビジョンの特色は空間に合わせてレイアウトを変えられる点にあります。今回のようにお客様の意向/コンテンツ/機材設計が合致すると、とても効果的な空間演出につながるんだなと改めて認識させていただきました。
「会場が決まっていて演出に悩んでいる」「図面がない段階から相談したい」という場合も、ぜひお気軽にお声がけください。顧客の課題解決につながる最適なプランをご提案します。


本記事では、LEDビジョンを用いた演出の考え方と事例をご紹介しました。
LEDビジョンの導入パターンや、用途別の構成例、他方式との違いについては、以下のページで詳しくまとめています。

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