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EP.11 音楽が表す色

お世話になっている舞台監督さん

某企業の表彰式を、照明演出で盛り上げたい。
部門ごとに変化をつけて、最優秀賞が一番かっこよくなるようにしたい。
某企業が主催する、定期的に行われる社内表彰式。

業績の良い社員がノミネートされ、各部門賞・優秀社員賞・最優秀社員賞を表彰。
全て社長から授与されるこの表彰式を、モチベーションとしている社員は多いと聞きます。

そして今回の表彰式は、より「演出に力を入れる」ことになり、ムービングスポットの数を倍に増やすことになりました。

舞台監督の要望は、「賞のランクと照明の豪華さが比例するような演出」。

表彰対象が10部門以上あるため、「ゲストを飽きさせない照明」をテーマに、照明スタッフ2名でプランを練りました。

表彰式2週間前に、各賞のBGMを聴き込み、賞や部門に合ったテーマカラーを設定します。

例えば、アップテンポの曲には暖色系の赤やオレンジ、スローテンポの曲には寒色系の緑や青等です。

次にテーマカラーの“効果的な見せ方”を考えます。賞のランクに比例して豪華な演出となるように、始めはあえて変化を抑えます。

前半は、同じ動きでテーマカラーを変化させる、中盤は、テーマカラーの同系色を複数使い、中盤共通の動きをつける、後半は、BGMに合わせた動きをつける、変化の数を増やす…。

このような、「動き」と「色」のパターンで、まるでコンサート会場のような雰囲気をつくります。

そして最優秀賞では、とっておきの演出で豪華さをプラス。最優秀賞が一番印象に残るような構成としました。

そして本番。表彰が進むにつれ、客席が盛り上がりを増します。

いよいよ最後の最優秀賞。
豪華で躍動的な照明演出に、どよめく客席。感動の拍手が鳴り響く中、賞の授与が執り行われました。

この日、こだわり抜いた演出は、最高の余韻をもたらしました。

主催者様からの、「最高の表彰式でした!また、半年後にもお願いします!」との言葉胸に、これからも、ひとつひとつのイベントを大切にお手伝いしたいと思います。

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