導入事例｜モーションキャプチャースタジオの映像・音響設備施工（株式会社コロプラ様）

電音エンジニアリングスタッフ

3年前

モーションキャプチャースタジオB/コントロールルーム

モーションキャプチャースタジオB

企業概要

株式会社コロプラ様

概要：「“Entertainment in Real Life”エンターテインメントで日常をより楽しく、より素晴らしく」を企業のMissionに掲げ、最新のテクノロジーと独創的なアイデアで“新しい体験”を追求し、人々の何気ない日常をより楽しく、より素晴らしくすることを目指す企業様です。

URL: https://colopl.co.jp/

この記事の目次

お客様の課題

・モーションキャプチャースタジオの映像・音響の設備を入れてほしい。

・オペレーションの省力化と、高品質な音声を両立できる音響スタジオを作ってほしい。

当社からの提案

・モーションキャプチャースタジオの用途に合った映像・音響設備。

・音響オペレーションに関する課題を踏まえて、人が操作するオペレーションを極力省くシステム。

導入設備

モーションキャプチャースタジオA/コントロールルーム

モーションキャプチャースタジオAのコントロールルーム。スムーズにオペレーションが出来るように、機材の配置や設備にこだわって施工しました。

モーションキャプチャースタジオB

広くて解放感のあるモーションキャプチャースタジオB。コントロールルームからの指示やBGMを流す為のスピーカーの導入、512chの音声信号を入れられるDante接続が可能なコンセント部分の施工を行いました。

株式会社スパイス様

モーションキャプチャーカメラの施工を担当した株式会社スパイス様。モーションキャプチャシステムの販売・施工だけでなく、都内のスタジオにてキャプチャ収録サービスなども提供されております。

URL:https://mocap.jp/

モーションキャプチャースタジオB/コントロールルーム

モーションキャプチャースタジオBのコントロールルーム。抜き差しの多いケーブルを足元にある移動式のラックに繋ぐ事でミキサー周りを使いやすくし、スタジオ内とのコンタクトもスムーズに行えるように、機器の設置にもこだわりました。

導入機器

・スピーカー

・A帯ワイヤレスマイク/イヤモニ

・ミキサー

・インカム送受信機

当社のこだわり

A帯ワイヤレスマイク/イヤモニ

当初は有線のマイクとイヤモニを導入する予定でしたが、モーションキャプチャースーツを着たアクターさんにコードが絡まないよう、無線のワイヤレスマイクとイヤモニを導入しました。また、マイクにつきましては複数の種類のワイヤレスマイクのテストを重ね、音声の混信がないA帯ワイヤレスマイクが導入されました。

ヤマハCL-3を導入

数種類のミキサーを提案し、テストを重ねた結果、ヤマハCL-3を導入。チャンネル数が豊富で、Dante接続を採用しており、この接続によって1本のLANケーブルで512chの音声信号を繋ぐことが出来ます。よって、ケーブルの本数を少なくする事が可能となっております。

お客様インタビュー

清木昌様　

株式会社コロプラ　LIVE事業推進室

信頼性の高い施工を期待した

弊社がご提案した内容に期待したこと、または弊社を選んでいただいた理由は何ですか？

清木氏：専門家として、必要かつ十分な仕様を満たす機器選定と、将来的な拡張にも対応した余裕を持ったスタジオ設計、そして、信頼性の高い施工を期待しておりました。また、実績が豊富な会社と伺っておりましたので、その知識と経験を生かした施工を期待してお願いいたしました。弊社のこだわりもあり、コミュニケーションを密に取りながら、時間をかけて準備を進めました。最終的には最適な機材選定ができ、自信を持ってコンテンツを作れるスタジオが完成しました。