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導入事例|飛鳥ⅡLEDビジョン(郵船クルーズ株式会社様)

飛鳥Ⅱ①


日本籍船最大のクルーズ客船 「飛鳥Ⅱ」 のリニューアルに伴い、客船の玄関口「アスカプラザ」に大型LEDビジョンを導入。館内のインフォメーションはもとより、四季折々の映像や寄港地の情報・館内のイベント案内など様々な用途で使用できるように当社が設計・施工させていただきました。

船舶概要

飛鳥Ⅱ
船籍:日本 (横浜)
総トン数:50,444トン
全長:241メートル
全幅:29.6メートル
喫水:7.8メートル
旅客定員:872名
客席数:436室(全室海側)
就航年月:2006年2月
URL:https://www.asukacruise.co.jp/

撮影:中村庸夫

お客様が設備に期待されたこと

・乗船時にお迎えする空間として、心地よさと癒しの時間を感じていただきたい。また、イベント時はライブ映像で活気あるスペースとして盛り上げたい。

当社からの提案

・大型LEDビジョンの施工に伴う、周辺機器の設置。
 

導入機材

・LEDビジョン(W3m×H4m)
・サイネージシステム

・音響設備
・モニタリングカメラ

アスカプラザの「大型LEDビジョン」

アスカプラザは乗船時に最初に目にする玄関口。5デッキ・6デッキ吹き抜けの明るい開放的な空間に特別な旅の始まりを感じていただけるような縦4メートル・横3メートルの大型LEDビジョンを設置しました。

POINT


① 独特の縦長の形は、既存の壁・柱の趣を出来る限り残したうえで、最大限大きく表現できるサイズにした為。
今回のように、画面サイズを自由に設置できるのもLEDビジョンならでは。

② LEDの間隔(ピクセルピッチ)が小さい為、近くで見ても画面がはっきりとわかる。

③ 客船の入り口という採光性の高い空間でも鮮明な明るさではっきりと映像が見れる。

アスカビジョン映像コンテンツ

環境映像をメインに流して、アスカプラザの周りを癒しの空間に。
乗客向けのインフォメーションサービス。
・イべント時はイベント映像を流したりすることが可能。

「アスカビジョン」を支える周辺機器


● LEDビジョンに調和したスピーカーとサブウーハーの設置。

LEDビジョン下部

LEDビジョン左部

● モニタリングカメラ。アスカビジョン正面を捉えることが可能で、イベント時にはライブ中継をしてそのままアスカビジョンに映し出すことも可能。


● イベント時は、近くで音響のオペレーションができるスペースに収まる様に、周辺機器をコンパクトに設計。

船内ならではのブロードキャスティングセンター(放送編集室)

限りあるスペースを有効活用できるよう、ディスプレイを開閉して動かしたり、ラックの中からミキサーを引き出せたりと、工夫を凝らした設計にしています。

まとめ

大型クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」に足を踏み入れてすぐに現れる「アスカビジョン」は採光性ある広い大きな吹き抜け空間において、お客様にとって「特別な船旅」を演出する大迫力で明るく精細な表現のできる大型LEDビジョンです。
当社はこのような大型LEDビジョンの施工、また、船ならではの環境づくり(ネットワークや専門のシステムなど)のノウハウを持っております。お気軽にお問い合わせください。

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