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EP.27 相方はロボット

電音エンジニアリング(ホテル常駐スタッフ)

ロボットを使ってウェディングフェアを盛り上げたい!

私はホテルの宴会担当者様から、何か新しいことを取り入れてほしいと相談を受けていました。
どんなことを提案したら良いか迷っていた時、社内でスマートフォンの機能を搭載したロボットを購入したことを知り、“ロボット×披露宴”で何か演出が出来るかも!と思いつきました。

そこで、まずは第一歩としてウェディングフェアでロボットを導入、お客様の反応を伺うことにしました。

ロボットは私たちが話しかけた言葉に対して返事をしてくれるので、フェアの当日は私の相方として説明役を担ってもらいます。

例えば「こんにちは」というキーワードには「こんにちは、今日はいい天気だね!」という返事をするなど、様々なパターンを設定していきます。

さらにロボットとディスプレイを接続して、私たちが提供している演出商品の案内をロボットが喋りつつ、実際に撮影した宴会場の様子を、ディスプレイに映すことにしました。

フェアに向けて、実際にロボットを動かしながら設定を進めますが、上手く言葉を認識してくれなかったり、間違った返事をしてしまうことも…
そこで会話をスムーズに進めるためにも、私たちが発するキーワードを、ロボットが認識しやすい言葉に変更。

「挨拶して」から「ご挨拶して」と、たった一文字加えるだけでもロボットは理解してくれるようになります。
その他の言葉も、微妙に言い回しを変えたり、同じ意味の違う言葉に言い換えたりしながら、私とロボットの息を合わせていきました。

そして向かえたフェア当日。ロボットは私たちのブースで一番目立つ位置に設置。
社内の小さな事務所から大きなフェアの会場になったせいか、ロボットも緊張した様子で上手く動いてくれません。

そんな時は、ゆっくり言葉を発したり、近づいて話すことで相方をフォローします。

ブースにいらっしゃったお客様も、「面白い!」「披露宴で使ってみたい!」と大好評!!

正直、ロボットの活用はまだまだ検討中ですが、実際に使ってみたいという言葉をいただいたことで、絶対面白いことができるという自信にもなりました。

ロボットが皆さまに喜んでいただける存在になれるよう、これからも二人三脚で歩んでいきたいと思います。

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