
11月14日の世界糖尿病デーに向けて糖尿病に対する思いを発信するイベントを行いました。
そのメインイベントとなる本社ビルのライトアップを当社スタッフが担当しました。
この記事の目次
会社概要

日本イーライリリー株式会社様
所在地:【神戸本社】神戸市中央区磯上通5-1-28LILLY PLAZA ONE BLDG.
URL:https://www.lilly.co.jp/(外部リンク)
米国の国際的製薬会社「イーライリリー・アンド・カンパニー」の日本支社として1975年に設立。
兵庫県神戸市に拠点を置き、糖尿病やがん等の医薬品開発・製造・販売を行っています。
依頼内容
・神戸本社ビルのライトアップをお願いしたい
・空撮(ドローンを使用した昼間及び夜間撮影)をしたい
・本社ビルの1Fにあるホワイエ壁面へブルーサークルを投影してほしい
世界糖尿病デー
インスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日である11月14日を「世界糖尿病デー」に制定されました。
「Unite for Diabetes(糖尿病との闘いのため団結せよ)」というキャッチフレーズとともに、世界中で糖尿病抑制に向けたキャンペーンを推進しています。
ブルーサークル

世界糖尿病デーのキャンペーンには、糖尿病の世界的シンボルである「ブルーサークル」が用いられます。
どこまでも続く空を表す「ブルー」と団結を表す「輪」をイメージしたデザインとなっています。
日本イーライリリー様での取り組み
毎年「リリー インスリン50年賞」の表彰を行っています。
この表彰では、インスリン治療を50年以上継続されている方々の長年の努力を称え、治療に前向きに取り組む目標となることを願い、続けてきた活動です。
ライトアップイベント
糖尿病に関する啓発運動を行ってきた日本イーライリリー様は今年、新たな試みとしてライトアップを行いました。
世界糖尿病デーの世界的な取り組みの一環として、糖尿病啓発のシンボルカラーである青にライトアップしました。
・期間:2020年11月11日~13日
・場所:日本イーライリリー様 本社ビル(兵庫県神戸市)
設置した照明について
ライトアップ場所であるイーライリリー神戸本社は、南東部分が道路に面しているため、景観を踏まえ二箇所に絞って照明を設置しました。

正面玄関を含む6本の柱をライトアップしました。
柱ひとつひとつにスポットライトを設置して下からあてることで、シンプルですが印象的なライトアップに仕上がりました。
十字路に面した2つの柱にはビルの最上階まで照明が当たる高輝度のLED投光器を使用しています。
このLED投光器は大阪城など大型建造物のライトアップに適したアイテムです。

日中に撮影したビルと夜間にライトアップしたビルを比較してみました!
正面玄関前


多くの人が行き交う正面玄関は照明の効果でブルーサークルにちなんだ青にライトアップされています!
6本の柱をライトアップしただけでもこれほど雰囲気が変わるのが一目瞭然です!!
柱角部分


照明をビルの角2本の柱に限定しましたが、最上階まで青くライトアップしている効果もありライトアップにより、2本の柱が際立って見えます。
車で通ってもよくわかるほど印象的な仕上がりになりました。
ブルーサークルの投影
当初はライトアップのみ依頼があったのですが、
担当スタッフは『ライトアップという1つのコンテンツを届けるだけではもったいない。』との想いがありました。
そのため世界糖尿病デーを外部に発信する為のコンテンツとして実現したのが、本社ビル1階にあるホワイエの壁面へのブルーサークル投影です。

空撮(ドローン撮影)
イベントに伴い、ライトアップしたビルの全景を撮影するため本番3日目にはドローン撮影も行いました。
夜間のドローン撮影もあったため、事前に飛行経路を予定し、絵コンテを準備、昼間に試運転をしておくなど、入念な準備を重ねたうえで安全面に気を配って撮影しました。

こちらが実際のドローン映像です!
昼間から撮影していたため夜間のライトアップがより印象的になりました。ドローンによる上空からの景色とともにお楽しみください。
当社スタッフのコメント
個人として、過去に大型テーマパーク、映画キャラクターグッズショップ大型店舗のライトアップと音楽同期演出を手掛けてきた事もあり、ライトアップ後のイメージはすぐに頭に浮かびました。
実現したコンテンツの他にも様々な内容を提案しました。
・バルーンアートによるフォトスペース製作
・オリジナル ロゴ入りマスク製作
・1Fにある施設のショールーム化
・点灯式
常時、施設管理やイベントコーディネーターとして日本イーライリリー様の本社ビルに勤務している事もあり、ビルのオーナーやビル管理会社との折衝窓口として、許可申請から許諾を得るなど申請や手続きについても円滑に進める事が出来ました。
主催責任者の方から「このブルーライトアップ、そして撮影する事が出来た写真が、2020年の1番の思い出です。」とのお言葉をいただけて胸が熱くなると共に、お客様と「感動の共有」が実現した事を感じました。
今回のプロジェクトには主催者プロジェクトチームの一員として入らせて頂きましたが、当社パートナー企業の皆さまとも目標を共有する1つの大きなチームを作る事が出来た事も成功の大きな要因です。
予算面や業務内容、実施決定時期など厳しい条件ばかりではありましたが、
「どうしたら実現出来るか?」を一緒に考え続けられた事には感謝しかありません。
今後も変わらず当社パートナー企業の皆さまと共に、「顧客の期待値を超え続ける事」を継続していきたいと考えています。
当社担当スタッフの熱意があったからこそ実現したご縁のあるお仕事でした。
そして、当社常駐先企業である日本イーライリリー様の社長賞候補として今回の世界糖尿病デーライトアップイベントの取り組みがノミネートされたそうです!
当社では企業に常駐しながら施設管理やイベントの技術的サポートも行っております。お任せいただければ映像や音響機器に関する一貫したサポートが可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。