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事例紹介|ハイブリッド型 国際会議(CODE BLUE 2021/株式会社BLUE様)

東京ポートシティ竹芝 ポートホールで開催された「CODE BLUE 2021」で、配信・映像・音響・照明業務を担当しました。
CODE BLUE 2021とは、情報セキュリティの専門家による講演と情報交換の機会を提供する国際会議です。
当社オペレーター約20人が携わり、設営を含めて3日間かけて対応した大型イベントでした。

国際会議の概要

・催事名:CODE BLUE 2021(外部リンク:https://codeblue.jp/2021/
・主催:株式会社BLUE様
・会場:東京ポートシティ竹芝 ポートホール、ホワイエ(外部リンク:https://www.portcity-hall.tokyo/

開催形式
・開催形式:オンラインとリアル会場を合わせたハイブリッド型
・使用プラットフォーム:Vimeo、Zoom

お客様からのご要望

講演者と参加者がオンラインとリアル会場どちらからでも参加できる「ハイブリッド型」で開催したい。複雑なシステムのため、テクニカル部分はまとめてお願いしたい。

国際会議に必要な技術サポート

・イベントのテクニカル部分にあたる、配信・映像・音響・照明のオペレーションをすべて担当いたしました。

国際会議に関わる技術サポート

配信/映像:会場の映像システムの調整(スクリーンへの投影、映像スイッチングなど)
      撮影・収録
      配信(映像構成・映像スイッチングなど)

音響:各種音声の調整(マイク/PC音声/配信音声)
照明:会場照明の調整

国際会議のポイント

ハイブリット型ならではの映像オペレーション

今回は、講演者の出演形式がZoom出演(リアルタイム出演・事前収録)と会場出演との2パターンありました。それぞれの講演者とそれに伴うプレゼン資料を会場と配信どちらでも見やすいように映像構成・オペレーションを行いました。

会場の様子

配信画面のイメージ

会場の映像構成

Zoom出演の場合は、講演スライドと講演者のカメラ映像をZoomを通してスクリーンのセンターに映し、左右にはイベントロゴを投影しました。

会場出演の場合には、左側に講演者のカメラ映像を映し、センターにスライド資料、右側にイベントロゴを投影しました。

Zoom出演の場合

会場出演の場合

配信の映像構成

配信画面の上下に「講演タイトル」や「講演者名」、「イベントロゴ」を合成し、途中参加の方でも一目で講演項目が分かるようにしました。

この画面構成には、多数の映像素材の合成が可能な「TriCaster」を活用しました。

その結果、お客様との打ち合わせの際に伺った画面イメージを形にすることができました。

配信画面の構成イメージ

オペレーター20名が連携して対応

ハイブリット型イベントでは、会場演出と配信に関わるセクションが多岐に渡ります。
今回も、配信・映像・音響・照明、合わせて約20名のオペレーターが連携して、イベントのシステム構築・演出を行いました。

オペレーターの役割と相関イメージ

オペレーター内訳

ホール:11名(音響×2、照明、映像、VTR、配信×2、配信スイッチャー、テロップ、カメラ×2)
ホワイエ:7名(音響、映像、配信スイッチャー、配信、VTR、テロップ、カメラ)
ホール・ホワイエ:2~3名(設営・撤去)

当社には配信・映像・音響・照明それぞれの専門オペレーターが多数在籍しています。
各部門が連携して「映像の見やすさ」「音声の聴こえやすさ」などを調整し、会場と配信で参加される皆さまにとって快適なイベントを実現させました。

お客様・イベントディレクターのコメント

お客様のコメント

イベント後、参加してくださった方に「没入感があった 」「疲れなかった」と言っていただきました。

これは御社が当たり前に提供している配信映像や映像カットのクオリティの高さからきたことと思います。

おかげでお客様に高い満足度を感じていただくことができました。

この度はありがとうございました。

イベントディレクターのコメント

今回のイベントを成功させたことは、当社にとっても非常に大きな実績となったのと同時に、会場で出来る可能性が大きく広がった成果となりました。

ハイグレードなセミナーだったため、私たちが長年ホテルの常駐オペレーションで培ってきたホスピタリティも必要不可欠だったと思います。

オペレーションや会場の雰囲気を気に入っていただき、またご利用いただけるよう引き続き邁進してまいります。

会場紹介

東京ポートシティ竹芝 ポートホール

ビルの1階に位置する「東京ポートシティ竹芝 ポートホール」。
世界へ向けた国際ビジネスの拠点となる、多種多様なイベントに対応可能な設備を有する大型イベントホールです。

スクール形式で最大354名が着席でき、大型セミナーや国際会議場として利用できます。また、国内最大級の400インチ 2 面分のスクリーンと 20,000lmの高輝度プロジェクター2台からなる映像機材と豊富な照明機材を常設し、車両展示や新製品発表会、eスポーツなど様々なイベントにも対応するスペックを備えています。

施設概要

最大収容人数
スクール:354名 シアター:448名

面積
ホール:522㎡ ホワイエ:366㎡

天井高
ホール:5.5m ホワイエ:5m

>より詳しく知りたい方はこちら(外部リンク:https://www.portcity-hall.tokyo/facility/port-hall/


お客様の目的やお悩みに合わせたご提案で、イベントの成功をお手伝いいたします。
イベントの開催・配信をお考えの際は、是非お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

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