日本アルコン株式会社様のキックオフミーティングとアワードセレモニーで、運営やオペレーションを担当しました。
この記事の目次
キックオフミーティング&アワードセレモニーの概要
・主催:日本アルコン株式会社様
https://www.alcon.co.jp/(外部リンク)
・会場:ヒルトン福岡シーホーク
https://fukuokaseahawk.hiltonjapan.co.jp/(外部リンク)
・参加人数:約600名
・プログラム
キックオフミーティング
-永年勤続表彰
-プレゼンテーション
-パネルセッション
アワードセレモニー
-個人表彰
-チーム表彰
当社の担当業務
キックオフミーティング・アワードセレモニーの運営統括やテクニカル統括を行いました。またグループ会社である株式会社イベントサービスが制作統括や進行ディレクションを担当しました。
運営:運営およびテクニカル統括
制作 / 進行管理:進行台本やマニュアル作成、進行ディレクション
音響:各種調整(会場マイク/映像音声/スピーカー)
照明:会場照明(ステージ照明全般/ムービングライト)
映像:会場映像、撮影、スイッチング(カメラ/VTR/PCの切り替え)
施工:ステージデザイン・施工、バナー制作
テクニカルに関しては、地方会場だったことから当社は映像業務のみ担当し、会場ホテルの常駐会社に音響や照明、撮影業務を依頼しました。一度しか会場の下見ができなかった中でも、常駐会社とスムーズな連携を取れたことでトラブルなく当日を迎えることが出来ました。
イベントのポイント
パースを用いてイメージを視覚化
パースとは、イラストや3DCGを用いてステージデザインを立体的に再現した資料です。
通常は平面図と立面図を使って提案しますが、それだとイメージがしづらく、お客様との摺り合わせが困難でした。しかし、事前に立体感のあるパースに書き起こすことで、パネルの大きさや奥行きなど詳細な部分まで視覚化できます。
また、パースを用いることで「照明を加えることでどのような印象になるのか」といった点でもイメージ共有が容易にできるため、お客様との摺り合わせもスムーズに共有できました。
ステージには10mのバックパネルやスクリーン横のサイドバナーを製作し、コーポレートカラーである青色に統一したデザインに装飾しました。
また、アワードセレモニーの際にはステージへの導線にブルーカーペットを使用。キックオフミーティングから一転、表彰式仕様に変更しました。
英語対応可能なスタッフが進行ディレクション
登壇者の多くが英語を話す方だった為、英語対応可能なスタッフが進行ディレクターを務めました。ディレクターという決定権のあるスタッフが登壇者と直接やり取りをするため、時間が限られたリハーサルの中で効率よく進行を確認できました。
映像制作
イベントで使用した映像は、当社の映像制作チーム「メディアクリエーショングループ」が担当しました。
キックオフミーティングのオープニングムービーやアワードセレモニーのアタックムービーなど、要所要所に映像を加えることで、場面転換としての意味を持ち、進行上の切り替えとなるポイントとして活用できます。
今回はキックオフミーティングのオープニングムービーについてインタビューしました。
オープニングムービーのテーマやコンセプトはありますか?
今期のテーマにあわせて、それをアピールできるような内容にすべく、使用する素材や、映像と映像の間をつなぐトランジション演出もテーマを連想させるもので構成しました。
また、動画の前段部分は日本アルコン様持ち込みのオフィシャルムービーなのですが、動画1本を通して統一感が出るよう、テンポの良さや明るさを意識して全体を整えました。
編集についてこだわりポイントがあれば教えてください。
今回の編集では、会社のメッセージや映像をBGMのタイミングに合わせ、コンパクトにまとめて見やすさを心がけて制作しました。
スタッフのコメント
今回は会場が地方にあったということで、会場ホテルに常駐しているテクニカル会社とのやり取りが重要でした。その点に関しては、密に連携出来たことで我々の持ち込み機材と会場の常設機材との調整を滞りなく行うことができました。
専門性の高いテクニカル部分は当社にお任せいただくことで、演出に関する打ち合わせの他、会場の常設機材との調整によって適正な価格でご案内いたします。
また、制作・進行に関してもディレクションからサポートできますので、お困りの部分は全て当社にお任せいただければと思います。
イベントの運営や演出は電音エンジニアリングにおまかせください。
会場手配を含めたディレクション、映像・音響・照明すべてにおいて、プロのディレクター・オペレーターがサポートいたします。