2025年5月31日、福島市のS-PAL福島にて開催された、電音エンジニアリング主催のゲームイベント「BTR福島」が、大盛況のうちに幕を閉じました。当日は多くの来場者にご参加いただき、ステージイベントや体験ブースを通じて、ゲームの魅力と地域の賑わいを感じていただける一日となりました。
ゲームの楽しさを、地域とともに広げたい。
そんな想いから生まれたのが、「BEYOND THE REGION GAMING FESTIVAL」、通称「BTR」です。
BTRは、eスポーツの交流戦やステージ体験、地元と連携したブース企画などを通じて、ゲームを“プレイする楽しさ”だけでなく、“つながる楽しさ”まで届けることを目指す、体験型のゲームイベントです。
2022年の初開催以降、青森県八戸市など各地で開催を重ねてきました。地元企業とのコラボ企画や、学生主体のブース運営など、「地域」と「人」と「ゲーム」が交わる独自のスタイルで、毎回新しい盛り上がりを生んできました。
そして今回、舞台を福島に移して「BTR福島」が開催！
福島ならではの魅力と融合し、また新たな熱狂と出会いが生まれました。
BTR福島は、eスポーツをきっかけに、地域内外の若者や企業・団体が交わり、つながる場をつくることを目指して開催されました。
会場となった福島駅前に、ゲームを通じたちょっと特別な風景を描き出すことで、
“また来たい”と思える福島の魅力や、人が集まりたくなる新たなにぎわいの兆しを感じてもらうことが、今回のBTR福島のコンセプトです。
開催日時：2025年5月31日（土） 10:00～17:00
会場：S-PAL福島 5F「ネクストホール」
使用タイトル：FALLGUYS ／ストリートファイター6（Fighters Crossover 出張版 in BTR）
| 時間 | 内容 |
| 10:30~ | オープニングイベント |
| 10:40~ | Fall Guys |
| 13:00~ | デビルエンジェルズのパフォーマンス |
| 13:40~ | ストリートファイター6 （Fighters Crossover 出張版 in BTR福島） |
| 16:20~ | 抽選会 |
BTR福島のメインステージでは、ゲストと来場者が一緒に盛り上がれるプログラムが多数開催され、大人から子どもまで笑顔の絶えない時間が広がりました。
最初に登場したのは、シリーズ恒例の人気ゲーム「Fall Guys」。
ゲストと一般来場者が同じマッチに入り、優勝賞品をかけて真剣勝負！ゲームに参加した来場者は操作に夢中になり、優勝者が賞品を受け取る瞬間には、周囲からあたたかな拍手や笑顔もこぼれ、ステージと観客席がひとつになるようなひとときとなりました。
続いては、地元・福島で活躍するアイドル「デビルエンジェルズ」による歌・ダンス・マジックを織り交ぜたステージショー。
息の合ったパフォーマンスに会場が和み、とくに最前列で夢中になって見つめる小さなお子さまたちの姿が印象的でした。軽やかなトークと愛らしい立ち振る舞いで、あたたかい空気に包まれたひとときとなりました。
そして後半に行われたのは、ストリートファイター6のスペシャル企画！
Fighters Crossoverの協力のもと、県外からの参加者や、プロゲーマー・配信者も登場。
当日参加の来場者がゲストとペアを組めるチャンスもある形式で、初めての人でも気軽に挑戦できる内容となっており、白熱した対戦に観客も大盛り上がり。観るだけでもアツくなれる、格闘ゲームならではの迫力がステージを彩りました。
BTR福島の会場には、メインステージだけでなく、思わず立ち寄りたくなるブースがたくさん登場しました。
子どもから大人まで、それぞれの楽しみ方が見つかる、ゲームを軸にさまざまな楽しみ方が広がる空間が展開されていました。
触れたことがない方でも気軽にプレイできるよう、会場内には、『ストリートファイター6』の体験ブースも登場。
ステージ観覧とはまた違った形で、“実際にやってみる”楽しさを感じられる場として、来場者が次々と立ち寄っていました。
さらに、イベントらしいワクワクを感じられる縁日屋台エリアも大人気！
ヨーヨーすくいや輪投げ、パターゴルフに加え、「原宿系」でも人気のカラフルなレインボー綿あめも登場。
会場を歩く子どもたちの手には、虹色のふわふわが揺れ、明るい雰囲気を彩っていました。
そのほかにも、地元飲食店によるグルメブースや、企業によるPRブースの出展もあり、
食や体験を通じて地域の魅力に触れられる、にぎわいと発見がつまった一日となりました。
本番前日には、ステージ機材のセッティングや進行確認などを行うリハーサルですが、BTRでは特別に、地元の学生を招いて「イベントの舞台裏」を体感できるバックステージツアーを行いました。
プロの現場で使われる音響・照明・映像機材や、ステージ演出の流れを間近で見学し、スタッフからの解説も交えて、普段はなかなか見られない裏方の仕事に触れる貴重な機会となりました。
参加した高校生からは「こんなふうにイベントがつくられているなんて知らなかった」「照明の動きがかっこよかった」などの声も寄せられ、ゲームイベントの“もう一つの面白さ”を発見するきっかけとなったようです。
BTRはこれからも、「ゲーム」をきっかけに、地域と人がつながる瞬間を全国で届けていきます。
次回の開催は、2025年8月末、青森県八戸市で開催予定。
また新たなにぎわいと出会えるその日を、どうぞお楽しみに。
