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これで解決!? 音響トラブルが起きる2大原因~ワイヤレスマイク編~

便利に使用している「ワイヤレスマイク」ですが、使用時にノイズや音切れが起こっていませんか?

 

もちろん、そのような時には機材の交換・修理などの対応をされていると思います。

しかし一回だけノイズが発生したが、その後同じ現象が起こらず原因究明ができない等の理由で、トラブルをそのままにしている場所はありませんか?

 

今回はB帯ワイヤレスマイクがトラブルを起こす原因を紹介します。私たちに相談されるワイヤレスマイクのトラブルの半数近くが、この2つが原因となって起こっています。現在進行形で音のトラブルを抱えている方、トラブルの経験がある方は要チェックです。

 

B帯ワイヤレスマイクとは?

ワイヤレスマイクには送信に使う電波の周波数帯域によって、いくつかの種類に分けられます。

この中でもB帯は免許が不要で比較的使いやすいため、様々な場所で使用されています。

原因1.混信

ワイヤレスマイクを使っていないのにスピーカーからザーザー音がしたり、他の場所で使うマイクの音声が聞こえる場合は、混信している証拠です。
混信とは近くで使用しているワイヤレスマイクが、近い周波数や同じ周波数を使用しているため影響を受けてノイズなどが発生してしまう現象です。

 

平成20年度から27年度の間に56万台を超えるB帯ワイヤレスマイクが出荷されています。(※1)

自分たちの機材には問題が無くても、複数の企業・店舗が入るビルでは施設内で電波が混信したり、都心部では近隣ビルからの影響で混信が起こっています。特に大きな窓がある建物では電波が通り抜けてしまうため、影響を受けやすくなっています。

※1 総務省 電波の利用状況調査の調査結果 より

 

混信はワイヤレスマイクの使用チャンネルを変更したり、マイク・アンテナの受信感度の調整で防ぐことができます。しかし、それでも改善しない場合は違う機材への入替が必要になることもあります。

 

原因2.バッテリー

携帯電話を何年もの間使用し続けてていると、充電の減りが早くなることがありませんか?
ワイヤレスマイクのバッテリーも同じように、徐々に劣化していずれ寿命が訪れます。充電を満タンにしていたのに、以前より使用できる時間が短くなったら替え時です。

 

取扱説明書などに記載されている使用推奨期間を確認し、交換時期が来た場合には速やかに更新することをおすすめします。

また、乾電池を使用している場合はマンガン電池ではなく「アルカリ電池」の使用がおすすめです。

 

その他

ワイヤレスマイクのトラブルは機材自体の問題のほかに、使い方や環境によって起こるケースもあります。
 
特に以下の3点には注意が必要です。

●マイクと口元の距離

マイクに近づきすぎてしまうとバリバリした音になってしまいますし、遠すぎても声を拾うことができません。 推奨距離は5cm~10cm。マイクにまっすぐ向かって話すようにしてください。

 

●“人”の影響

会場にいる“人”もワイヤレスマイクの電波を吸収します。 電波が届きやすいようにアンテナを見通せる位置でマイク使用するなど、通常よりイベントへの参加者が多くなる時には注意が必要です。

 

●送信機の持ち方

タイピン型のワイヤレスマイクの場合、送信機の持ち方にも注意が必要です。送信機とスマートフォンを胸ポケット入れていたため、スマートフォンに電話が掛かって来たときにノイズが起きたケースもあります。

 


 

以上、ワイヤレスマイクがトラブルを起こす原因を紹介しました。

 

現在使用されているものがアナログ方式の場合、デジタルのワイヤレスマイクに入れ替えるだけでノイズや音切れが解消されることがあります。

音のトラブルを抱えている方は、私たちにご相談ください。

 

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参考 旧規格のワイヤレスマイクが使えなくなる?2022年12月1日から使えなくなるワイヤレスマイクがあります